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1984号 断固として時間の塊を生みだそう


■時間は「塊」にして使わなければ成果を表わすことは
 難しい。時間管理の基本的な原則です。

 「細切れ時間を活用する」的な話もよく聞きますし、
 これはこれで大切ですが、本当にまとまった成果を
 残そうと思えば、

 「時間の塊」を断固として生み出す決意と実践が
 必要です。


■年明けくらいだったかに、このメルマガで私は

 ドラッカーを体系的に勉強をするために

 「向こう2年で3000時間を確保する」

 ことを目指す、という趣旨の話を書きました。


■なにか大きな体系を自分のものとするためには
 「3000時間の投下」が一つの目安である、

 と個人的な経験から考えてきたからです。


 ドラッカーは、現代社会最大の哲人といわれ、
 マネジメントの父とも呼ばれた人物ですから、

 最低でもそれくらいの時間を投資しなければ、
 体系の全貌を理解できないからとも思ったからです。


■この文章を読んで、


 「2年間で3000時間の投下なんて
  現実問題として不可能じゃないのか。

  計算間違いか、あるいは謳ってるんじゃないの」


 とご指摘下さった読者さんがいらっしゃいました。

 しかし計算間違いでも謳っているわけでもありません。


■その文章を書くまでに、

 既に数百時間はドラッカー関連の講演を聞いたり、
 学会やセミナーに参加したり、著作を読むことに
 投下していましたから、

 その時点で残り2500~2600時間くらい、でしょうか。


■残りの時間を2年で到達させようとおもったら、

 365×2=730日、

 すなわち、1日およそ3時間半の投下が必要に
 なります。

 わたしはこの数字を、十二分に現実性のある
 数字として目標を掲げたわけです。


■ドラッカー塾という勉強会に参加しているのですが、
 これが一回当たり8時間×年間14日=120時間。

 来年も参加するつもりなので、倍にして240時間は
 すでに確保されているわけですし、


 年末年始に5週間の休暇をいただき、
 年が明けてからも既に10日間程度の休暇を2回、
 確保しています。(いまも休暇中)


■この間、それこそ受験生のように毎日、最低5、6時間、
 場合によっては8時間以上も

 ドラッカー著作あるいは関連書籍を読み進めています。

 休暇があけて、仕事をしながらでも
 おそらく毎日数時間の時間を確保するのは
 私にとって幸い、不可能なことではありません。


■ちなみに、その代わり、失うものも多いです。

 休暇中は原則としてほぼ全ての会食や飲み会の誘いを
 お断りしているわけですから、

 人間関係が以前のように広がらないし、
 メンテナンスもできません。

 (なにせ最盛期は年間650回、会食してましたから)

 他の種類の本も以前ほどには読めません。


■そういったことをはじめとする、さまざまな犠牲を
 伴いながら、ドラッカー学習に没頭しているのですが、

 その理由は

 ▼照準を合わせること

 ▼集中すること

 の威力を知っているからです。


 そして、

 時間管理の大原則は

 ▼塊の時間を生みだす必要があること

 も分かっているから。


■この原則に忠実に従ったため、

 私にとっておおよそゼロに近いところからの
 スタートでしたが、数ヶ月の没頭期間を経て、

 (外部に成果を発揮できるところまでは
  まだまだですが)

 自分の内に、
 ようやくある程度、ドラッカー思想の体系が見えてきた、
 というところまで至ったように思います。


 これを毎日の細切れ時間を使って、
 だらだらおこなっても、
 おそらくはここまでの進捗は見られなかった
 ことでしょう。


■現実問題として、どのレベルまで


 ▼照準を合わせ

 ▼集中する

 そのために

 ▼時間の塊を生み出す


 ことができるかは各人の置かれた環境によって
 異なるので、いちがいに、毎日○時間の、時間の塊を

 専門性を高めるために、

 あるいは

 新しい何かを学ぶために、

 投下しましょう、ということはいえません。


■しかしながら、これだけは間違いないのは

 時間の塊を生み出すための、断固とした決意と実践
 (および犠牲)を伴わなければ、

 細切れ時間だけを使って、なにかをマスターすることは
 できないのではないか、

 ということ。


■ここに詳しくは書きませんが、

 「断固とした」塊時間の確保を実践していくと、
 いろんなお話をお断りすることにもなりますし、

 さまざまな試練や誘惑、

 あるいは場合によっては

 付き合い悪いぞとか、社交性のない人といったような、
 悪評までも押し寄せてくるかもしれません。


■しかし、理解ある人は必ず見守り、応援、支援して
 くれるものですし、

 万一、その思いを理解してくれない人があったとしたら
 その人は実のところ友達ではなかったのだ、

 と、ある種の割り切り、あきらめを持っても
 仕方ないかな、

 そんな風に思うようにもなりました。


■この継続の暁(2年後)には、

 「まったく生まれ変わった自分」

 に作り変えられる確証もあるから、
 多少の波風に動じることもありません。


■時間はわたしの命です。

 「自らの命を削ってまで、
  それは付き合うべき事なのか」

 と自問自答しながら、

 時間の選別をさらに厳密に行い、
 塊時間を生みだし、

 なすべき事に集中投下していくつもりです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■何かをなすためには「時間の塊」を断固とした意思と    実践を持って生み出さなければならない。   ■細切れ時間の積み重ねも重要であるけれども、    真になにかをなそうと思ったならば、    「目的」に照準を合わせ、集中し、「時間の塊」を    叩き込まなければならないのだ。   ■そのプロセスのなかで、さまざまな誘惑や試練、    場合によっては悪評や、人が離れていくといったことも    あるだろう。   ■しかしながら、その継続の暁には必ず「自分の作り替え」が    なされているわけだから、そのような些事に動ぜず、    淡々と、己がなすべきことをなすことにのみ集中すればよい。

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