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1971号 狩ると刈る。一字違いが大違い。


■この何日か、人生やビジネスにおける成功法則や
 ノウハウ、テクニックを説く人はたくさんいる。

 しかしながら、それらが相互に矛盾していることが
 往々にしてある。


■その理由は、おそらくは、
 それぞれ発信されているコンテンツはあくまで

 「発信者にとっての成功法則」

 であり、「その人だからできた」成功法則が、
 かなりの割合、混じっているからではないか。

 だから人によって、いっていることが正反対、ということも
 頻繁に起きる。


■実際の所、それぞれの説く方法論には向き・不向きがあり、

 自分の適性や資質にあった方法を取り入れれば成果を
 あげることができるけれども、

 まったく合わない方法論を取り入れてしまっては
 かえって成果を生み出せなくなってしまうことすらある。


 そんなお話をしてきました。



■今日はこのことをさらに具体的にイメージしてもらうため、
 別の例でお伝えしたいとおもいます。


 ビジネスを行うときに、大手企業トップや役員に
 がっつり営業を仕掛けて大きな受注をあげてくる、

 そんな経営者やビジネスパーソンが存在します。


■その営業の手腕たるや、見ていてもほれぼれするもの
 です。

 こういう人は言葉は良くないかも知れませんが
 ハンターに擬して、

 「【狩る】のが得意な人」

 と私は呼んでいます。


■逆に、

 そういう大口の受注を鮮やかな営業力でとり続けることは
 できないけれども、

 小口の受注をシステムを駆使したり、長期的な関係性を維持する
 ことで継続的に積み上げる。


 そんな方法論を得意としている人も一方で存在しています。

 こういう人のことをわたしは農民に擬して

 「【刈る】のが得意な人」

 といっています。


■発音はおなじですが、

 「狩るのが得意」と「刈るのが得意」

 は似て非なるもの。


 「狩る」のは、ハンター(狩人)の仕事。

 「刈る」のは、ファーマー(農民)の仕事。


■ちなみに私(鮒谷)の得意なのは「刈る」ほうです。
 けして「狩る」ほうではありません。


 もしわたしが自分の強みや、自分に向いている方法論を
 認識することなく、

 ハンターから教えをうけて、銃を携え、野山を駆けめぐっても、
 おそらく華々しい成果を上げることは難しいでしょう。


■わたしは、地道に雑草を「刈り」、収穫物を「刈る」ことで
 成果を残すことができる人間だと自分を認識しています。

 大きな獲物を射止めることで向こう数ヶ月は大丈夫、

 という一攫千金スタイルは向いていないことも
 自分で分かっているのです。


■だからこそ、本を読んだり、人から教えをうける際にも

 狩人的なビジネスを行っている人の方法論は
 本当に使えそうなところだけを吟味し、
 あとは捨ててしまうのに対して、

 農民的なビジネスの方法論は活用できることがたくさん
 あるので、かなりの部分を取り入れ、吸収する。

 そのような学び方を行ってきました。


■これはあくまで一つの例ですが、

 なにかを学習する際には、力み一杯で、
 学んだことすべてを取り入れよう、

 というのはかえって悪影響を及ぼす可能性があることを
 知っておいたほうがいいでしょう。


■逆に、この本、この講演、このセミナーの内容は、

 果たして自分に取り入れても咀嚼、吸収し、
 栄養分に変えられるのかどうか、

 をこそ厳密に判断し、本当に自分にとって栄養価の高い
 ものだけ摂取する。


■そのような心がけで

 【 情報メタボリック 】

 に陥ることなく、真に結果の出る栄養素だけを
 取り入れていきたいものです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■さまざまな方法論が世の中に出回っているけれども、    自分にあった成功法則だけを吟味し、取り入れることが    重要だ。   ■たとえばビジネスのスタイルにも「狩人的」なものと    「農民的」なものが存在するけれども、狩人が農民から    教えを学んでも、あるいは逆に農民が狩人から教えを    学んでも、得るものは少ない。   ■狩人はプロの狩人から、農民はプロの農民から学んでこそ    日々の仕事、成果につなげることができるのだ。

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