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1936号 自分の軸を持つ


■ドラッカーの言葉に

 「自分は何によって憶えられたいか」

 というものがあります。

 先日の放談会でも、さんざんお伝えしたことですが
 この自らに投げかける質問は本当に強力です。


■もちろん、以前より知っていた言葉ではありますが、

 ドラッカーの著書のほぼすべてを翻訳してこられた
 上田惇生先生にこの意味を先日、解説いただき、

 一般に思われている、使われている以上に
 深い意味をこの言葉に感じました。


■じつはこの質問を突き詰めていくと、

 他者との競争になるのではなく、
 過去、現在の自分と未来の自分との競争になるのです。

 永遠に今の自分を高めてくれる、
 そんな魔法のような質問です。


■シンプルな問いですが、非常に強力な質問であり、
 常に問いかけ、問い直し、考え続ける必要のある問題。


 この質問をみずからに徹底することにより、

 「わたしが何者であるか、何者でありたいか」

 が徐々に明確になり、やがて自分の人生を主体的に
 コントロールすることができるようになってくるのです。


■これが徹底して腹に落ちるとどうなるか。

 わたしであれば、自分が何者でありたいかを
 意識するようになった、その時から、


 ▼人生は短距離走ではなく、マラソン

 ▼100年先を見据える

 ▼国家100年の計ならぬ人生も100年の計

 ▼年輪経営

 ▼正しいか、正しくないか

 ▼あせらない

 ▼急な成長を求めない

 ▼調子に乗らない

 ▼自分は自分

 ▼人と比較しない

 ▼嫉妬しない

 ▼見下さない


 という新しい基準が生まれてきました。

 (競争的でなく、協調的になれるので、すごく、楽です)


■これだけ情報過剰の社会のなかに生きていると
 うっかりするとまったく自覚なしに、

 他者の人生に自分の人生を委ねてしまうことが
 往々にしてあるものです。

 (そして他者に委ねている現実すら、認識できない)

 そしてこれは一般的に「競争的」にならざるを得ない。


■これは極めて危険なことであり、

 世の中の空気とか、世論とか、自分の周りにいる人との
 比較とか、

 あるいは一般論、常識論に自分の人生を明け渡している、

 ということ。


 先の質問はその催眠から覚醒させる効果もあるでしょう。


■「自分の軸を持つ」というお話も放談会でお伝え
 しましたが、

 いろんなノウハウとかテクニックとかよりも先に
 まずこの、

 「自分は何によって憶えられたいか」

 という言葉を徹底的に、問い直し、考える必要があると
 考えます。


■これが明確になっていないのに、いわゆるハウツーといわれる
 ものを身につけても、目的もわからず手段を追い求めていると
 いうことですから、

 危険でもあり、滑稽でもあり、疲弊を生み、焦燥感に見舞われる
 こともある、

 様々な人生の悲喜劇を生む元凶にすら
 なるのではないかと考えているのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人生にも、仕事にも「自分の軸を持つ」を持つことが大切だ。   ■そのために非常に有効なのが、    「自分は何によって憶えられたいか」    という問いである。   ■これを徹底することにより、視点が他者から自分の内部へと    180度、転換する。    さらに、長期的視点、有るべき姿、正しい在り方、といった    ものを考えることにもつながる。    その延長線上に「競争的」から「協調的」への意識の変化も    もたらされる。   ■ノウハウ、テクニックといった、いわゆるハウツー的なる    ものも学ぶことは大切であるが、それ以上に重要なことは    「自分の軸を持つ」ことである。

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