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1908号 各個撃破は戦術レベル。戦略レベルで戦おう


■昨日から

 「現象に囚われず、本質を考えよう」

 というテーマでお届けしています。


■昨日は、

 会社経営をしていると、一般に「クレーム」と呼ばれる
 お客様からの声は、なかなかゼロにはならないものですが、

 一定の頻度以上でクレームが発生したら、


 【 個別の現象ではなく、

      その背後に本質的な問題があるのでは 】


 と考えるようにいたしましょう。


■そして、「クレーム」に限らず、
 さまざまな問題や懸案事項が発生したときには、

 都度都度、モグラ叩きのように個別案件を解決しに
 かかるのは、かえって時間のロスになることが多く、

 それよりもやるべきことは、時間をかけてでも、


 「なぜその問題が発生したのかについての
  より本質に近い部分」


 に立ち返って考えるべきである。


■そんなお話をしましたが、じつはこれは
 一個人としての問題解決にも当てはまることだと
 考えています。


 すなわち、たとえば

 「ある個人(たとえば企画職の人)が常に時間がない」

 という課題を抱えているとするならば、


 個別の状況でみると、たとえば彼(彼女)は、

 アイディア出しや企画書作りにつねに追われ、
 時間がない、という状況に陥っているのでしょう。


■しかし、その背景をたどってみると
 ひょっとすると、

 企画書を作るために、ネット上や、あるいは図書館などで
 調べ物をするにしても検索能力が乏しく、時間がかかる。


 すなわち、

 そもそも「検索能力」が乏しければ
 「企画書を作るたびに」無駄な時間がかかる、

 というところに思いを巡らすことができるかどうか、
 ということに意識を向けなければならないのです。


 そうでなければ永久に同じ事の繰り返しとなって
 しまいます。


■また、検索能力が問題なのではなく、

 そもそもプレゼンテーション資料を作るための
 PCスキルが低いのであれば、

 同じく企画書作るたびに時間の無駄が発生することと
 なるでしょう。

 その場合は、まず時間をとって、PCスキルを身につけるため、
 スクールに通うなり、教材を購入するなりして学習することで
 長期的にみると大きな生産性の向上につながることに
 なるでしょう。


■それ以外にも、コミュニケーション能力の不足により、
 他部署の人との調整がつけられず、

 そのために求められている成果を時間内にアウトプット
 することができない。

 そんな状況に陥っているのかもしれません。

 この場合は上記の例と同様、コミュニケーション能力の
 改善が喫緊の課題となるのかもしれませんね。


■あるいは、無駄な会議がたくさんつづき、
 それがゆえに、本来、割くべき事に割く時間がとれない。

 そんな理由であれば、会議の進め方に工夫をこらして
 みたほうがよいかもしれません。


■このように、

 表面的に見えている問題はあっても、

 考えられるいくつかの原因のなかで、どれか一つ、
 本質的な問題を解決することさえできれば、

 一生懸命頑張るとか、残業するとか、気合いで、

 とか、そういったレベルではない、一段高い解決策へと
 つながることが多いです。


■そんなことをちょっと頭のなかに入れておき、

 どの一点をクリアしたら、今起きている問題の
 半分、7割、あるいはことによると9割方、
 解決するだろう、

 つねにそんなことを考えながら仕事にあたるように
 なると、

 不毛な、無駄な、疲弊する仕事がどんどん減少していく
 ようになるものです。


■「トラブルの各個撃破」は戦術レベルの戦い方ですが、

 様々に押し寄せてくる無理難題も、戦略的発想をもって
 より本質に近いところを改善してしまうことで、

 戦況が劇的に変化することがある、

 そんなことを、わたしも日々仕事をするなかの
 実体験から経験しています。


■もし、各個撃破の発想で日々の仕事(特に後ろ向きの仕事)
 に取り組まれている方があるとすれば、

 上記のような点を意識して、お仕事に取り組まれると、


 【 徐々にラクになってくる 】


 感覚を味わっていただけるのではないか、

 そうおもってお伝えさせていただきました。

 なにかのご参考になれば幸いです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■トラブルの各個撃破は戦術レベルの策である。    これでは永遠にトラブルはなくならず、気合い、努力、    根性、物量投入、残業、といったレベルで対処しつづけ    なければならなくなり、関わる人も疲弊する。   ■そうではなく戦略レベルで、すなわち、より本質的な解決に    つながる大元の原因を頭から叩いてしまうことで、    モグラ叩き的解決から一歩離れ、生産性向上の利益や喜びを    楽々、享受することができるようになるのである。

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