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1803号 共同幻想から醒めても、輝き続ける価値とは


■昔から思っていることがあります。


 それは、


 【 生きていくのにお金は必要。

      さはさりながら、お金を信じて生きてはならない 】


 ということ。


■お金というのは、実のところ何の裏付けもない、
 「共同幻想の世界」で成り立っているもの。


 この共同幻想が永遠に続いてくれればいいのかも
 しれませんが、幻想から醒める事態に直面することが、
 ままありますから、恐ろしい。


 歴史をひもといても、そんな事例には事欠きません。

 よく知られているところでは、

 第一次世界大戦敗戦後のドイツかもしれないし、
 第二次世界大戦敗戦後の日本かもしれません。


■猛烈なインフレに見舞われ、通貨の価値がゼロに
 等しくなってしまうということもあれば、

 通貨の流通を担保していた肝心の国家自体が
 なくなってしまった、

 なんてこともあるわけです。


■死ぬまで幻想が醒めずにいてくれればいいのですが、
 極度の心配性の私としては、

 「幻想が醒めた」

 ときのことをどうしても考えてしまうのです。


 ※戦争(敗戦)だけが幻想のメッキがはげ落ちるきっかけに
  なるのではありません。


 だからお金というものに絶対的な価値を置いて
 生きているわけではありません。

 (もちろん相対的な価値は置いていますが 笑)


■わたしは小さいときから今まで、
 ずいぶんと大勢の人の伝記、自伝を読んできたように
 おもいます。

 そしていまは日経新聞に掲載されてきた
 「私の履歴書」の全集を順番に繰りながら、読んでいる
 ところです。


 「私の履歴書」に限らず、ある年代以上の方の日本人の
 回顧録を読むと、

 必ず「幻想が醒めた」体験(すなわち敗戦)を
 皆さん通ってこられていることがわかります。


■そんな混沌、混乱の時代に何が一番価値を持ったのか、という
 問題意識をもちながら、読み進めていくとわかってきた
 ことがあるのです。


 すなわち、それこそ各人が千差万別、多種多様な人生を
 歩まれているようにみえながら、

 実際のところ、


 【 一つの定型パターンが個人の人生の中に埋め込まれている 】


 ことが認識されるのです。


■すなわちそのパターンとは


 【 人との繋がりをテコにして人生を切り拓いていっていた 】


 ということ。


 いままで何百人という人の伝記や自伝を読んできましたが、

 親兄弟、親戚、恩師、学友、先輩、後輩、上司、同僚、部下、
 取引先、ご近所さん、趣味の友達、

 はたまた、たまたま電車で隣に乗った人、

 なども含め、


 【 100%、一人の例外もなく 】


 自分以外の人との繋がりのなかで人生の新しい道筋が
 もたらされた、ということなのです。


 非常時に頼りになったのは「カネ」ではなくして
 「人」だったのです。


■人生において、普遍的ともいえるいくつかの
 パターンがあると私はおもっていますが、

 そのなかの極めて重要なパターン、


 (たとえ共同幻想が破れるほどの有事が起こった
  ときでさえ)


 【 人の繋がりで人生が切り拓かれていく 】


 これは間違いない「成功のパターン」として
 認識にのせておいておくのは悪くない、

 そう考えています。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■お金は「共同幻想」により成り立っているものだ。    「幻想」は醒めることがある。   ■幻想が醒めたあとの世界でさえ、輝き続ける価値を持つ、    より普遍に近いものに投資をしていくことが    人生を切り拓いていくためのヒントになるのではないか。   ■大勢の伝記や自伝から導き出される一つのパターンは    【 人の繋がりで人生が切り拓かれている 】    ことだ。夢から醒めたときにも、輝きを失わない価値とは、    という問いに対する一つの解かもしれない。

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