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1780号 マイナスの記憶を成長エンジンとする


■これまで数回にわたって

 わたしの「悲惨な貧乏時代」についてお話させて
 いただいてきました。


 その頃のわたしの記憶といえば


 「暑い」「寒い」「辛い」「痛い」
 「キツい」「汚い」「危ない」


 などロクなものではなく、
 もう経験したくないというものばかり。

 でもそうした苦労をしたことが
 現在の原動力になっていて、ありがたいことだと感じています。


■虎ノ門の高級中華料理店で皿洗いをしていたことが
 あります。

 5時間立ちっぱなしの作業で足腰は痛いし、
 どうしても身体に水がかかるのが不快です。

 しかも、中華料理ですから油汚れがしつこくて
 難儀でした。


 (ただし閉店後に余った中華料理をいただくのは
  とても楽しみでした)


■高級中華料理店なので、

 食べに来る人と皿を洗う私、という彼我の差を
 否が応にも意識させられ、


 「いつかわたしも、食べさしの料理ではなく(涙)、
  お客としてこういうお店に食べにきたいものだ」


 とおもったものです。


■秋も深まる山中で、たしか夜から翌朝にかけての12時間の
 交通調査員をした時は、

 ぽつぽつと通るクルマを数えながら、
 紅葉しはじめた山の空気に、全身、凍えきってしまいました。

 しかし、どんなに寒くても
 じっと座っていなければならない仕事です。


 仮眠の時間が来ても、寒さのあまり眠れず、
 眠れたとしても、寝入ってしまうとそのまま凍死してしまうのでは、

 などと心配したことも思い出します。


■夜中にアルバイトが終わり、
 始発電車を待つという状況もたびたびありました。

 タクシーに乗ったら今日一日の労働の意味がなくなるので、
 どこかで3、4時間、しのがなければなりません。


 そんなときは一流ホテルにもぐりこませていただきました。

 といっても宿泊するようなお金はありませんでしたから、
 ホテルのロビーにあるトイレを拝借するのです。


■なにげなく、トイレに入ったら、

 即、個室のフロア?に入り、おもむろに新聞を敷いて、
 「く」の字になって眠りました(涙)


 (いまは警備も厳しくなっているでしょうし、そんなことは
  きっとできないとおもいますが、、)


 もちろん宿泊客なんて「上流階級」すぎて
 自分とは無関係な人々でした。


■そんな生活をしながら


 「いつかわたしもこういうホテルにお客さんとして
  暖かい部屋で宿泊&レストランでおいしい食事を
  いただけるようになりたいものだ」


 とおもっておりました。


 当時、宿泊?させていただいたホテルには
 ご迷惑をかけた罪滅ぼしとして、

 現在、会食の機会などがあれば優先的に利用させて
 いただくようにしています。。


■きつい仕事やわびしい仮の宿で、
 わたしは耐久性能を上げ、魂が磨かれたように思います。


 そして、わたしの頭に渦巻いていた

 「もう貧乏はイヤだ!」「ふざけるな」「今に見ておれ」

 などという気持ちが、
 現在の自分の原動力になっていると思うのです。


 もう少しつづけて「悲惨なアルバイト時代」について、
 おつきあいいただきたいと思います。


 今日もビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ▼「暑い」「寒い」「辛い」「痛い」「キツい」「汚い」    「危ない」などもう経験したくないという記憶が多いほど、    そこに戻りたくないという強いエネルギーを生む。   ▼マイナスの記憶も心がけ次第で成長エンジンとすることが    できるのだ。

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