毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

1778号 貧は世界の福の神


■世の中にはさまざまな苦労があります。

 まさに悲惨な状況の真っ只中にいる人とっては
 苦しみは喜ばしいものではありません。

 しかし、苦労をするのは悪いこととは限りません。

 むしろ、そのひとの心持ち次第でその後の人生の原動力を生む
 貴重な体験となるはずです。


■わたし自身、
 学生時代にひどい貧乏を経験しました。

 住んでいた家は木賃アパート。
 もちろん、風呂なし・トイレ共同です。

 高田馬場駅徒歩3分でしたが、
 築40年?くらいののおんぼろで、1ヶ月の家賃はたしか
 1万8千円くらいだったように記憶しています。


■夏場が来れば猛烈に暑く、しかも湿気もすごいので、
 やたらとカビが発生しました。

 家が傾いているので、どんなにきっちり窓をしめても
 どうしても7ミリ~1センチくらいの隙間ができてしまい、
 冬になると、部屋の中に寒風が吹きぬけます。

 そんな貧乏暮らしですから
 選ぶアルバイトは、割が良くて過酷なものばかりでした。

 (なぜかほとんど肉体労働系だったのですが)


■何年かつづけたのがNHKの集金・契約の仕事です。

 足を捧にしながら、担当地区を歩きまわるのに、とにかく必死。

 夏なら炎天下で気が遠くなり、冬なら寒さに凍えます。


 梅雨時に何軒もまわると靴に雨水が入り込んで
 水虫になりそうになったり、

 「ごめんくださいっーーー」

 と一声かけて事務所のドアを開けたら、そこには
 4,5人の、背中に絵を描いた方々の姿が目に入り、

 「間違えました!」と全力疾走して逃げ出したり(汗)


■ダイレクトメール業者のところで
 ライン作業員をしたこともあります。

 これもまた夜を徹して作業する深夜バイトです。

 機械が広告類を折って封筒に入れるので、
 その機械の横に立ち、用紙を補充していくのがわたしの仕事。

 機械の作業スピードはとても速いので気が抜けません。

 また、作業中の機械音は暴力的なまでに騒々しいので、
 耳栓をしなければ我慢できません。

 (というか、たしか耳栓は貸与されていたような)


■こうした作業もボロアパート暮らしも、
 まさに五感に訴える経験です。

 そして頭の中ではいつでもやはり、

 「何でこんなことをしているんだろう?」
 「貧乏なんてイヤだ」「ふざけるな」
 「今に見ておれ!」

 などという言葉が渦巻いていました。


■ことわざには

 【 貧は世界の福の神 】

 という言葉があります。

 貧乏で苦労すると、大いに努力しようと決心するので
 後の幸福・繁栄をもたらすという意味です。


■振り返ってみると、あの時のあの気持ちこそ、
 いまの自分の原動力となったのではないかともおもうのです。

 明日もつづけて「悲惨なアルバイト時代」について、
 お話したいと思います。


 今日もビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ▼たとえばひどい住まいで暮らす経験も、もっと良い住まいに    住むための原動力になりうる。   ▼気候や騒音などに耐え、五感で辛さを感じることも、現状を    変えようという意志を強固にしてくれる。   ▼現在の貧乏を、将来の飛躍の糧としたいものだ。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。