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1739号 ビジネスの信用は、お金の払い方に比例する


■このところ、


 <ケロッグジャパン><バイエルジャパン>などの
 外資系企業で経営幹部や代表取締役などの要職を歴任。

 2000年、(株)ニコンとエシロール社の合弁会社(株)ニコン・エシロール
 の代表取締役に就任。

 50億円の赤字を抱えていた同社を1年目で黒字へ、2年目で
 無借金経営に変貌させた経営手腕が高く評価されている、


 長谷川和廣さんの新刊についてのご紹介をさせて
 いただいております。


 (長谷川さんには、いつも勉強させていただいております)


 【 今日のお薦め本 社長が求める課長の仕事力】




■長谷川さんは上記の通り、大変な実績をお持ちの方ですが、

 先日、食事をご一緒させていただいたとき、
 長谷川さんいわく、


 「30年前にこういったことを理解していれば、
  こんなに回り道することもなかったものを、、、」


 とおっしゃっておられたのが印象的でした。


■今日もこの数日に引き続き、
 この本のなかで印象に残ったところをご紹介します。


 今日は

 【 ビジネスの信用は、お金の払い方に比例する 】

 という項目について。


■この項の冒頭で、長谷川さんが、

 ビジネスの人間関係に欠かせないものはなにか──。

 という問いを若手課長に投げかけられる場面があります。


■「誠実さ」「思いやり」などなど、さまざまな意見が
 出てくるのですが、

 長谷川さんは次のように言われています。


 【 ビジネス上の人間関係では、人格に優先して求められる

   要素が一つあります。

   それは「金払い」です 】


 と。


■つづけてこのようにいわれます。


 【 ビジネスの世界で信用をいえば、債務を履行する

  つまり約束通りにお金を払うことを意味します。


  口ではどんなに立派なことを行っても、あるいは
  実際に誠実な対応をしていても、

  決められた通りに支払いができない会社の信用はゼロ。


  (中略)


  資金繰りが悪化して、どうしても支払期日に払えないかも
  しれないというリスクが生じた場合、

  速やかに、かなり事前に悪い情報を伝えておく人と、

  当日とか直前になって伝える人とに別れます。

  このような状況下になると、後者の人が圧倒的に多い
  のですが、

  当然、後者の人はこれで完全に信用をなくしてしまいます 】


 また


 【 金払いの悪い人やお金に汚い人は、ビジネスパーソン個人の
  関係においても信用をなくします。


  (中略)


  お金は、人間の欲望がストレートに反映されやすい部分です。

  だからこそ、つねに自分を戒めて、お金に対して
  きれいでいることを心がけて下さい 】


 ともいわれています。


■債権債務の関係を決められた期日できっちり精算するのは
 ビジネスするなら当たり前だろう、

 とおもわれるかもしれませんが、


 ある程度、長い間ビジネスをやっている方であれば
 よくおわかりだとおもいますが、

 (あえて書きますが)

 上記と正反対の目に遭うことが(想像以上に)多いことに
 ほんとうに驚かされます。


■たんに私ならびに当社のリスク管理が甘いだけ、

 といわれれば、そうだったかもしれず(過去形です)、


 いまは実力派の弁護士はじめ、しかるべきプロフェッショナルと
 がっちり連携し、

 いざとなったら、徹底した債権回収活動も行う体制も
 ととのっているのでそのようなこともなくなりましたが、


 本当に長谷川さんのおっしゃるとおり、


 【 金払いの悪い人やお金に汚い人は、

    ビジネスパーソン個人の関係においても信用をなくします 】


 経験をしてしまうのです。(涙)


 ほんとは、こんな人を信じられなくなりそうな経験は
 あんまりしたくはないのですが、、、


■すなわち、

 人格がすばらしい人だとか、フィーリングが合う、仲がいい、
 といった面を超越して、

 その人への信用が、がらがらと自分の中で崩れる、


 恨み辛みとかではない、

 人を信用しようとおもっている自分自身が裏切られる、

 純粋に辛い、悲しい、苦い、寂しい体験をさせられて
 しまうのです。


■ぜひ「平成進化論」読者のみなさんは


 【 ビジネスの信用は、お金の払い方に比例する 】


 ことにくれぐれも留意いただければとおもいます。


 そして私もこの文章を書きながら、自戒したいと思っています。


■長谷川さんとご縁をいただいてから3、4年経つのですが、
 お話を伺っていて、いつも教わるのが、

 徹底して自らの信用を重んずること。


■これが長谷川さんのビジネス哲学の底流を流れるもので
 あるように思えますし、

 そのことを「古武士」のようなある種の謹厳さをもって
 語られるので、

 「わたしもけっして信用を違えることがあってはならない」

 と背筋が伸びる思いでお話をきかせていただくことが
 多いです。


 (わたしなどは、根がいい加減な人間なので、これくらいいいか、と
  なりがちな姿勢をその都度、正していただいています)


 長谷川さん、いつもありがとうございます。
 そして勉強させていただいております。


■そんなわけで、今日の金言は


 【 ビジネスの信用は、お金の払い方に比例する 】


 でした。


■こういった至言、金言が100近く、この本のなかで紹介
 されています。


 【 今日のお薦め本 社長が求める課長の仕事力】



 今日もビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ▼ビジネスの信用は、お金の払い方に比例する。   ▼金払いの悪い人やお金に汚い人は、ビジネスパーソン個人の    関係においても信用をなくしてしまう。   ▼「自らの信用」は何ものにも代えられない、大きな無形資産。    くれぐれも「安く」扱うことのないよう、自らに注意を    促し続けなければならない。

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