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1733号 主体性を持たない人に成長はない


■いまの時代、とくに若い人を中心にものすごく

 「成長志向」

 を持った人が増えているように感じます。


■これ自体は非常にすばらしいことですが、

 多くの若手(主に20代のビジネスパーソン)にお会いし、
 話をする中で感じるのが、


 「上司に手取り足取りの指導を求める人が、とても多い」


 ということ。


■もちろん、上司には部下の教育の責任があるわけですが、

 それだけでない広範な仕事を行わなければならないことが
 ほとんどです。


 したがって朝から晩まで四六時中、部下に付き添って、
 同行して、教育を施すなんてことは現実問題として
 不可能でしょう。


■あくまで上司ができるのは

 「仕事をしている背中を見せる」

 「ピンポイントで、重要な仕事のヒントを伝える」

 くらいのもので、それ以上の手取り足取りの教育を
 部下の側から求めるのはお門違いも甚だしいこと。

 会社は教育機関ではありません。


■部下の側から徹底した教育を求めるのであれば、

 セミナー会社とか、
 同行営業のコンサルタントとかにお金を払って
 学びに行くべきことでしょう。

 会社は学校ではないので、ある程度の所までの教育を
 施す義務はあっても、そこからさきは自助努力の世界です。

 そのあたりを履き違えてはなりません。


■もちろん、つきっきりで指導してくれる、
 すばらしい上司にあたることもあるわけで、

 そのときはそのときで、その僥倖をこそ喜ぶべきことですが、
 それは例外とおもっていたほうがよいでしょう。


 いま、そんな環境にないとするならば、責めるべきは
 その上司である、教育を施してくれない上司が悪い、

 という考え方には、わたしは承服しかねます。


■わたしが考えるところ、上司にできる教育というのは


 【 部下本人の、やる気や成長意欲がはじめにありき 】


 で、その想いに加えて、上司の後ろ姿や、交わす言葉の数々に
 よって「成長の触媒」を与えるくらいのもの。


 本人が自分の成長を上司任せにして、伸びるはずもありません。


■あくまで本人の主体性があったうえで、


 こういう風に仕事はすすめるのか、とか、
 こういうときには、こういう営業トークをすればいいのか、


 といった気づきや発見、そして行動につながっていく
 べきものだとおもうのです。


■教育してくれ、教えて欲しい、

 上司がしっかり教育してくれないから成長できない、

 などという、たわけた話(!)はないわけで、

 それを子供がいうのなら通るかもしれませんが、
 立派な大人がお給料をもらって働いているわけですから、
 通る話ではありません。


■真の成長は、内発的、主体的な本人のやる気、成長意欲が、

 上司という「触媒」に触れることでもたらされることを
 知るべきでしょう。


 「おしえてくれくれ星人」


 の甘えを断固断つところから、真の成長がもたらされるのだと
 考えています。


 今日もビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ▼成長意欲が高いのは好ましいことであるが、そのための    教育の責任を、一方的に上司に押しつけるのは主体的な姿勢    とはいわれない。   ▼上司の言葉や姿勢はあくまで「触媒的」なものであり、    その前に内発的、主体的な本人のやる気、成長意欲が    なければ、大きな成長は見込めない。

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