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1726号 経済合理性からも信用を重んじよ


■大勢の人間が共存しているこの世界で生きていくなかで、

 「信用を重んずる」

 のは、もっとも重要な行動指針の一つでしょう。


■倫理・道徳上な社会のルールとして、ぜったいにはずしては
 ならないこと。

 そんなふうな、なかば常識以前の問題として捉えられている
 といってもよいでしょう。


■しかし、こと、ビジネスの現場においては、

 その常識以前であったはずのルールが、揺らいでしまうケースも
 まま、あったりするものです。


 すなわち、悲しいかな、

 「信用」と「利益」を秤(はかり)にかけたくなる、
 そんなシチュエーションが往々にやってきたりするのです。


■このときに、

 (わたしも含め)人間というものは、


 「ときに信用よりも自分の利益を大事にしたくなる生き物である」


 という悲しい事実を、人間長くやるに従って、
 だんだん見せつけられてくるものだったりします。(涙)


 我の利益を優先するのは、どんな人にも共通する、
 本能的なものなのかもしれませんね。


■しかし、人間は本能の暴走を防ぐための「理性」という名の
 機能をもっているわけで、

 短期の利益を追求し、長期の信用を失いそうになったときには
 すべからく、この「理性」に活躍してもらわなければなりません。


 すなわち、わたしがいつも、こういうシチュエーションに
 置かれそうになったときに考えるのが、


 【 経済合理性からも信用を重んじよ 】


 という、独自に編み出した一フレーズ。


■信用を重んじる、というのは、道徳的、倫理的になかば
 強制的にインストールされている、社会のルールな
 わけですが、

 それでも目の前に1000万円とか積まれると、

 ついつい、人との約束に違背してでも、そちらのほうに
 走りそうになってしまう、情けない自分(恥)


■しかし、そんな欲深な自分をぐっと踏みとどまらせて
 くれる、とっても役に立つ最終兵器が

 「経済合理性」

 という言葉なのです。


■短期的にみたら、人を裏切ることで1000万円、儲かるかも
 しれないけれども、

 長期的にみたら、相手からの信用を裏切り、

 その相手にたくさんいるであろう友人・知人からの信頼も失い、

 そして相手の友人の、そのまた友人からも信用を失う、

 そんなことが起こりうるのです。


■自分が裏切った人間が一人だとしても、

 その1人に友達が200人いたら、その200人も敵になり、

 その200人がさらにそれぞれ200人の友達を持っていたら、
 ねずみ算式に、都合、


 【 40201人(!) 】


 もの人間を敵に回してしまうことになりかねないのです(怖)

 もし、これが現実になったらほとんど社会生活は不可能に
 なってしまいますね。。。


■ということは、


 「人を裏切って1000万円手に入れる」のと「40201人の信用」


 を秤にかけたとき、

 これは目先の1000万円を取るか、あなたの人生を取るか、


 くらいの意味になるわけですから、どう考えても後者のほうが
 価値があるわけで、

 すなわち、ひとを裏切る行為は経済合理性の観点からも
 やってはいけない行為なのです。


■すなわち、ここから導き出されるのは、道徳・倫理の面から
 だけでなく、


 【 経済合理性からも信用を重んじよ 】


 という結論。


■確信犯の裏切りにせよ、「ついうっかり」の過失の信用喪失に
 せよ、

 信用、信頼を失うことには変わりありません。


 前者はともかく、後者をよくやってしまう私としては(汗)

 つねに、


 【 経済合理性からも信用を重んじる 】


 この言葉を、意識しながら日々の生活を送らなければならないと
 自戒している今日この頃なのです。


 今日もビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ▼倫理・道徳上の社会のルールとして、ぜったいにはずしては    ならないのが「信用を重んずる」こと。   ▼この自明のはずのルールが、目の前の利益と秤にかけられた    ときに、覆されそうになるケースが往々にしてある。   ▼そのときによく知っておかねばならないのが、「経済合理性」    の観点からみても、その判断は誤りであること。   ▼すなわち、一時の裏切りが数千人、数万人の人を敵に回す    可能性があり、結果、人生そのものを失ってしまう可能性    すらあることを、よくよく知るべきであろう。

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