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1695号 頼み事をする際には先方の価値観をよくよく理解すべし


■「摩擦係数ゼロの営業」「摩擦係数ゼロの依頼」


 を目指したい、というお話をこの2,3日、
 続けています。今日も引き続き。


■人に何かの頼み事をするというのは、

 別の定義をすると


 「依頼される側の資源を、頂戴する」


 ということと同義です。


■すなわち、

 頼まれた側からすると、依頼者の要求に応えるためには
 相当な理由がなければ動けません。


 なにせ、自分の資源を無償で提供する、ということに
 なりますから。


■ここでいう「依頼される側の資源」というのは、

 金銭であったり、時間であったり、人間関係であったり、
 知識やノウハウであったり、

 あるいはそれ以外の価値あるものだったりいたします。


 ここで一番問題になるのが、


 【 依頼者側と被依頼者側の価値観が

        相応せぬことが往々にして起こりがち 】


 であるということ。


■すなわち、

 一般には頼む側が、


 「頼まれる側の資源価値に対する、正確な見積もり」


 が要求されるのですが、その見積もりが不適切なことが
 多いのです。


■たとえば、わたしの友人・知人のなかには、
 少なからぬ数の、知名度が高く、また時間単価も高い人が
 あります。


 そしてそんな彼(彼女)らから、よく聞くのが

 「自分の時間単価」

 を正確に見積もってもらえない、悲しみ、つらさ、
 憤り、嘆き、

 など、など、など。


■仕事の依頼を受け、

 厳しいスケジュールをやりくりして時間を生み出して
 その場にやってきたのに、

 約束の時間に遅れてきて、平然としている人。


 あるいは、

 会って話を聞いてみると、電話やメールで済む内容で
 あったにもかかわらず、

 とりあえず会いましょう、

 みたいな、きわめて軽い感覚で入れられた
 アポイントメントだったことが、会ってすぐに判明して
 しまったり、

 とか。


■このようなことが起きるのは、


 「仕事の依頼をする人が持っている時間に対する感覚」と、

 「仕事を受ける人たちが持っている時間に対する感覚」の

 すれ違いからなわけですね。


■わたしなんかは時間単価もたいしたことはないので、
 そんなに怒ることも、悲しむこともありませんが、

 なかには講演90分で一回、50万円(あるいはそれ以上)、

 なんて人もあるわけで。


■そんな彼(彼女)らの、時間の喪失に対する憤りを
 わたしが代弁すると、


 「察してくれよ!!(怒)」


 の一言に尽きるのかもしれません。


 ここでいう「察してくれよ」というのは、


 【 こちらの価値観、世界観を理解する努力をしてから

               関係を持つようにしてくれよ 】


 ということなのでしょう。


■プライベートであればなんら問題ありませんが、
 仮にも何かをお願いしようとして会っているのであれば、

 すくなくとも、この90分のアポイントメントは
 50万円相当の価値がある、

 という感覚をもって接する必要があるのではないか、

 そんなふうに思うのです。


■こういう場合、

 うまくいく話もうまくまとまらず、関係も悪化し、
 結局、お互いにとって不幸な話となります。


 その原因の一つには、

 相手とあって依頼をするときに、
 先様の価値観の正確な見積もりが出来ていなかった、

 というところに問題があったわけですね。


■今回は、

 「時間」に対する価値観の共有ができていなかったが
 ゆえに起きた悲劇をご紹介いたしましたが、


 それ以外にも

 「お金」

 あるいは

 「人の紹介」

 あるいは

 「知識・ノウハウ」


 などの【 価値の見積もり 】においても起きうることでしょう。

 お互い、心しなければなりませんね。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人に依頼をする際には、相手の価値観をよくよく理解    しなければならない。   ■依頼者と被依頼者の間の価値観が共有されないとき、    多くの場合、双方ともに幸福をもたらさない。   ■価値観の共有が必要なのは、「時間」「お金」「人間関係」    「知識・ノウハウ」など多岐にわたる。   ■人に何かを頼む際には「相手を理解するための努力、慮り」    が決定的に重要ということだ。

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