■「勉強」について、私(鮒谷)は個人的に どんな考えを持っているか、 6つの質問を通してお答えしてきましたが、 いよいよ最後の問いとなりました。 6番目は、こんな質問でした。 <問い> 勉強においてあなたが心がけていることは何ですか? <以下、鮒谷の答え> ■学びは強制されるものではなく、 本来、とっても楽しいものだとおもいます。 みなさん、幼稚園、小学生のときは、 未知のことを知るのがほんとうに楽しかったのでは ないでしょうか。 それがいつのまにか、苦痛になる人が多いんですよね。 ■それはきっと、 テストではバツになることはよくないことだから、 まちがいをおかすことイコールよくないことだと思い、 勉強に対して窮屈な印象をもってしまったのか、 あるいは、 自分の興味関心・趣味、嗜好からはずれたものを学び、 覚えがよくなければデキが悪いと判断される、 といったことが、苦痛をおぼえる原因になったとも 考えられます。 その極端な例がエジソンだったのでは。 ■思えば私も、勉強イコールいやなこと、 と思っていた時期が、えらく長かったように記憶します。 中学、高校、大学と、そうだったような......。 そんな、一歩間違えれば落ちこぼれだったところを (というか、大学も留年しましたし(笑)、 一歩間違えなくても落ちこぼれてたんですが、、、) なんとか生計を立てられるところまで、 社会復帰できました。 ■それは両親を始め、多くの方が温かく見守り、 そして応援してくれたからなのですが、 どこかの部分で、 【 学びの楽しさを覚えていたから 】 なのだともおもうのです。 ■その、本来の学びの楽しさとは、 すなわち知的好奇心が満たされること、 あるいは成長感、 あるいは学ぶことによって得られた実利といったことです。 知識を得て、得た知識を体感することで 勉強がますますおもしろくなってきます。 ■したがって、わたしが勉強において心がけていることは 本質的にはただ一点、 【 興味の湧く勉強だけをおこなう 】 【 興味のない勉強はおこなわない 】 ことのみ。 「これはやるべきだ」 と思っていても、 興味の湧かないものはやらない。 結局イヤイヤ学ぶことになり、効率が落ちるから。 ■たとえば資格取得の勉強をするときでも、 ワクワク感がないのに勉強して望む成果を上げることは、 絶対に、とはいいませんが、かなり難しいのではないかと おもいます。 ■私にも、「学ばなければいけないこと」はいろいろあり、 やったほうがいいのは分かっているのですが、 現時点でワクワクしないものについては、 あえて切り捨てています。 そのほうがよいと思うのです。 【 興味があり、刺激的であり、 学んでいて楽しく、ワクワクする、という勉強を行い、 それを結果に結びつけられるように 学びを深めていくことが好ましい 】 とおもいます。 以上、長い連載でしたが、これでひとまず擱筆します。 今日もビジネスを楽しみましょう。【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■学びは本来、とても楽しいもの。 知的好奇心が満たされ、学ぶことによって実利を得る ことで勉強はますますおもしろくなってくる。 ■だから、興味のない勉強はしないほうがいいと いっても言い過ぎでない。 ■興味があり、学んでいて楽しく、ワクワクする勉強を して、それを結果に結びつけていく。
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1649号 興味の湧かない勉強は切り捨てていい
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