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1620号 任天堂・岩田社長に学ぶ「定義づけ」の重要性


■先日、ある雑誌を読んでいたとき、
 任天堂・岩田 聡社長のこんな言葉に出会いました。


 任天堂は、


 【 笑顔創造産業 】


 なのだということ。


■任天堂は、Wii やニンテンドーDSで破竹の快進撃を
 続けています。

 その牽引役となったのが岩田社長。

 岩田社長は、ウィキペディアではこんなふうに
 紹介されています。


 (以下、ウィキペディアから抜粋引用)

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 岩田 聡(いわた さとる、1959年12月6日 - )は、
 日本のプログラマ。
 元HAL研究所社長、第4代任天堂代表取締役社長。

 大学在学中、コンピューターに触れたくてアルバイトを
 していたデパートのコンピューター売り場の先輩に誘われ、
 HAL研究所の立ち上げに参加。

 ファミコン時代には、『ゴルフ』、『バルーンファイト』などの
 任天堂ゲームソフトのプログラミングを担当した。


 1992年、HAL研究所が多額の負債を抱えて和議を申請した際、
 経営建て直しのため代表取締役に就任した。

 そして社長として経営手腕を発揮し、『星のカービィ』、
 『大乱闘スマッシュブラザーズ』などのヒット作品を生み出し、
 経営再建を成し遂げた。


 2000年、任天堂の山内溥社長(現相談役)に経営手腕を
 買われて任天堂入社、取締役経営企画室長に就任。

 2002年、42歳のときに山内から指名を受け
 代表取締役社長に就任した。

 3代続いていた山内家一族経営に加え、他の古参取締役をも
 押し退けての大抜擢は異例中の異例であった。


 彼はHAL研究所時代から、

 「ゲームを豪華に、そして高度で複雑なものとするだけでは、
 ゲーム熟練者(ヘビーゲーマー)に飽きられ、

 今までゲームに触ったことのない初心者にもとっつきにくい
 ものになり、市場がゆっくりと死んでしまうのではないか」

 という考えを持っていた。
 事実、1997年を頂点にゲーム人口が少しづつ減少してきていた。


 そこで 岩田率いる新生任天堂は2004年12月、失われた
 ゲーム人口を取り戻し、さらに拡大させるための
 携帯ゲーム機として「ニンテンドーDS」を発売した。

 初心者には直感的でわかりやすい操作を、熟練者には
 新鮮で驚きにあふれた操作感覚を提供したこのゲーム機は、
 クリスマス商戦真っ只中に投入されたこともあって、
 年末年始のみで150万台を売り上げた。


 そして2006年11月19日に、次の一手として新機軸の
 新世代ゲーム機「Wii」を投入。

 現在でも暇を見てゲーム開発の現場に参加しているらしく、
 GDC(Game Developers Conference)において
 「立場は社長でも、頭はゲーム開発者であり、心はゲーマー」
 と語り喝采を浴びた。

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                                            (引用ここまで)


■この大躍進のカギは、


 岩田社長が、


 【 自社を「笑顔創造産業」と定義づけたところにある 】


 と言えるのではないでしょうか。


■ゲーム屋さんではなく、「笑顔創造産業」が任天堂。

 となれば、

 国民全体を笑顔にするため、
 老若男女にコンテンツ提供をしなければなりません。


■そこでニンテンドーDSが生まれ、

 「脳トレ」などのソフトで老若男女のマーケットを開拓し、

 さらに Wii が産声をあげ、
 Wii Sports が投入され、Wii Fit が放たれた。


 その結果、いままでのコアユーザー、マニアなゲーマー
 だけではなしに、

 国民全体に、ゲームを届けることが可能になったのでした。


■結果、

 任天堂は、ここ数年で株価が4~5倍ほどに高騰いたしました。

 (買っておけばよかったのですが。涙)


 このことを考えたとき、


 【 自社の定義づけは非常に重要であり、

         かつ、

          慎重に行われなければならない 】


 のではないかとおもった次第です。


 明日また、この話を続けます。


 今日もビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■任天堂の岩田聡社長は、自社をゲーム屋ではなく    「笑顔創造産業」と定義づけた。   ■こうなると、ただ従来のゲームを作っていればよいという    ことにはならない。笑顔を創造するために、国民全体に    受け入れられる遊びを提供しなければならなくなる。   ■そしてニンテンドーDS、Wii が生まれ、一過性のブーム    とはいえないほどの浸透を見せているのは周知のとおり。    自社の定義づけは非常に重要。

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