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1617号 歓声が聞こえずともバサロ泳法で潜行し続ける


■水泳で、泳ぎ方のひとつに「バサロ泳法」があります。

 ある年代以上の方なら、きっとご存知でしょうね。

 ある年代、というのは、
 ソウルオリンピックを生で見ておられた方。

 鈴木大地選手がソウルオリンピックで、
 この「バサロ泳法」を使って金メダルを獲得したのを、

 熱い興奮とともに記憶している方も多いとおもいます。


■でもあれは1988年のことですから、

 いま19歳の方は、まだ生まれていなかったのですし、

 20歳前半の人でも記憶にない人が大半かもしれません。(驚)


■それでは、「バサロ泳法」とはどんな泳ぎ方なのかと
 いいますと、


 (以下、ウィキペディアより引用)


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 バサロ泳法( -えいほう)は、背泳ぎで、両手を前に伸ばし、
 脚はバタフライのドルフィンキックをしながら、潜行する
 泳法のこと。

 1970年代後半、アメリカのジェシー・バサロ(en:Jesse_Vassallo)
 が考案した。

 ただし、「バサロ泳法」というのは日本くらいで
 他の国では「サブマリン泳法」と呼んでいる。


 水中を進むことで、通常の背泳ぎで水面を波立たせることで
 生じる造波抵抗を受けなくなり、高速の推進が可能になる。

 その一方、レースの開始時点で大量の酸素を消費してしまうため
 選手には相応の体力が要求される。

 鈴木大地がソウルオリンピックで、このバサロ泳法を駆使し、
 金メダルを獲得したことは有名。

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 早い話が背泳で飛び込んでからできるだけ長い間、

 水中をぎりぎりまで潜り続けることで空気抵抗をなくし、
 高速推進をする泳法、

 ということにでもなるでしょうか。


■ビジネスの世界にあてはめると、いま沈んで努力している人は、
 水面下で潜っている人だといえます。

 誰からも歓声を浴びない。

 水面上にいる人たちばかり目立っているのが見える。


■しかし、だからといってあわてる必要は全くないのであり、

 浮上したときのことを想像して、
 ドルフィンキックにいっそう力を入れたらいいのです。

 潜れば潜るほど、浮上したときに先に行っている
 のですから。

 私も、ことさらに急いで水面上に躍り出る必要は
 ないとおもっています。


■逆に、まわりが誰も追いついてきていないから
 といって、

 「自分が先頭を行っているのだ」

 とカン違いし、手をゆるめるのでなく、

 「バサロ泳法で潜行中の人がいっぱいいるのだ」

 と危機感を持たなければなりません。


■突然、世の中でスポットライトに当たる人は
 たまたまの僥倖を得たのではなく、

 実は水面下で、必死にバサロ泳法をしていたのです。


 今日もビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■バサロ泳法では、水面下で潜行する時間が長ければ    長いほど、浮上したときに距離をかせいでいることになる。   ■ビジネスもしかり。いまは脚光を浴びていなくとも、    バサロ泳法で確実に前進しているなら、それでいいでは    ないか。浮上したときのことを楽しみにしていればよい。   ■努力しないでスポットライトに当たった人はいない。    みな、誰からの歓声が聞こえずとも、必死にドルフィン    キックを続けていた時代がある。

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