■ここにAという仕事があり、 いままでどおりのアプローチをしたなら、 100の時間がかかるとします。 それを80に、 50に、 最大限に圧縮して、20までできないか 考えてみましょう。 ありとあらゆる方策を試みれば、不可能に見えたことでも 大抵のことはできるはず。 (わたしも、なんどもその壁を打ち破ってきました) ■それを、100のままでいいと思うか、 限界まで(この場合なら、20まで)縮めようとするか、 その思いの強さによって、 あなたの将来のキャリアが決定される、 といっても過言ではないのかもしれません。 ■自分の頭だけで改善の方法を考えるのが 限界にきたら、つぎは 「どうやったら人の知恵を借りられるのか?」 「どうやったら人の力を借りられるのか?」 など、それらについても限界まで考えたらいいのです。 そうやって築き上げられてきた無形のノウハウは 偉大な財産。 とにかく、今やっていることを一生懸命やりましょう。 ■ここで、以前、このような質問を受けたことが あるので、ご紹介いたします。 「でも私の場合、改善するとか効率化とか、 そういう仕事ではないのです。 ひとつの作業を、単調に繰り返すだけ。 こんな私は、どうすればいいでしょうか?」 ■たとえ、どんな単調だと思われる作業であっても、 いや、 【 一見、単純作業に見えることであってでも、 誰も気がつかなかった改善の余地があるはずだ。 私がその改善をおこない、 劇的な効率アップができたら面白いんじゃないか。 そんな情熱を持つことができるかどうかが、 あなたのキャリアが切りひらかれるかどうかの 境目であり、分かれ道 】 なのです。 ■ひとたび業務の改善方法が身に付けば、 それはAという仕事だけでなく、 Bという仕事にも、Cという仕事にも、 D、E、Fという仕事にも応用できます。 気がつけばあなたは、引く手あまたの人材と なっていることでしょう。 ■一見、単調にみえる仕事だとしても、 そこに改善・創意工夫の余地は、かならずあるものです。 問題は 「単純作業」 とおもってしまう、心の中にあるわけで、 ほんとうはそういう「単純作業」の改善にこそ、 宝の山が眠っているということも往々にしてあったりします。 ■あなたがいま、どんな仕事に携わっておられるにせよ、 徹底的に工夫・改善につとめていくのです。 そこで身につけられたことはは、一生涯の財産となってくるに 違いありません。 今日もビジネスを楽しみましょう。【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■100の時間がかかっているAという仕事があるなら、 最大限に圧縮すれば、20の時間でおこなう方法が きっとある。その改善を楽しもう。 ■どんなに単調と思える仕事であっても、いや、単調 だからこそ改善しなければならない項目が、誰の目にも ふれずに転がっているもの。 ■そんなマインドになれるかどうかが、キャリアを 切り拓けるかどうかの分かれ道だ。一つの業務の改善方法が 身に付けられば、あらゆる仕事の改善方法マスターする ことができたということ。
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1608号 改善項目を見つけることに情熱が注げればキャリアは切り拓ける
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