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1437号 真のスペシャリストになるために専門家同士のネットワークが必要


■専門能力を身につけるには、どうすればいいのでしょうか。

 まずは、なにはともあれ
 「専門能力を身につける必要がある」
 と認識しなければ始まりません。

 これについては、

 「もしもこの能力がないと、40歳を過ぎても、
  何も自信を持ってできる事がないという状態に陥る」

 というこの本の指摘で充分でしょう。


 【今日のお勧め本 仕事のための12の基礎力
           「キャリア」と「能力」の育て方】

                大久保 幸夫 (著)  日経BP社 (版) 


■次は、以下の4つの問いを用いて、
 専門とすべきジャンルを決めていくことになります。


  ▼これまでに十分に経験を積んできた分野か?

  ▼社内で評価される見通しがあるか? もしくは
   社会的に高いニーズの存在が明らかにわかっているか?

  ▼比較的短期間である程度のレベルまで達することが
   できそうか?

  ▼その専門の仕事を楽しそうにやっている自分自身が
   想像できるか?


■この4つを検討することでジャンルが絞り込めたなら、

 つぎは、「学習」と「実践」を絶え間なく繰り返していくこと。

 専門家なら常に自分の分野の情報を追いかけ、
 最新の状態に更新しておかなければなりませんし、

 得た情報は、日常業務のなかで使えてこそ意味がありますから、
 どんどん実践して自分のハラの中に落とし込んでいく
 必要があります。


■では、ここまでできれば、もうその道の専門家を
 うたっていいのかというと、さにあらず。

 最後に大久保さんは、


 【 専門家同士のネットワークが欠かせない 】


 と、これまた重要なことを述べられています。


■これはどういうことなのでしょうか。


 「自分以外の専門家との人的ネットワークを
  築いていくことも、
  専門構築に当たって大変重要なポイントです。

  情報は公開情報の他に、人的ネットワークによって
  伝わりますし、

  何か知りたい案件があったとき、自分以外のプロに
  問い合わせて解決する必要があるからです」

                     (同書111ページ)


■私たちは「専門家になる」というと、つい、
 一人で何でもこなせる超越した人間にならなければいけない
 と思いがちです。

 もちろん、その気概は大切なのですが、

 人間、一人で解決できることにはおのずから限度があります。


■そこで、自分のスキル・能力を磨くことは当然として、

 真のスペシャリストになるためには、
 そこからワンステップアップし、

 自分とは異なる分野で活躍している専門家に
 いつでも助けを求められる状態になっておくことです。


■それには、いつも申し上げていますように、
 自らすすんで人の役に立とうとしていればいいでしょう。

 日ごろから、人のために惜しみなく情報提供しようという
 姿勢を持っていれば、
 いざという時にその人たちが力になってくれるものです。


■ここまでやれば、ひとまずは合格。


 「実践経験、体系的な理論、
  そしてその分野での専門家同士のネットワーク。

  この3点がそこそこにそろったときに、
  『これは私の専門分野である』
  と大きな声で表明してもいいのではないでしょうか」(同)


 と言われていますので、
 まずはそこまで進むことを目標といたしましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■徹底した学習と実践によってスキルアップすれば           その道の専門家をうたっていいのかというと、            それではまだ足りない。                     ■重要な情報は人的ネットワークによって伝わることが多く、      また自分以外のプロに問い合わせて解決する案件も          発生してくる。                         ■真のスペシャリストになるためには、                専門家同士のネットワークが最後のツメとして必要だ。    

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