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1419号 手続き記憶を利用して学び方を身につける


■最近、読み返した本の中に、「仕事のための12の基礎力」と
 いう本があります。


 【今日のお勧め本 仕事のための12の基礎力
           「キャリア」と「能力」の育て方】

                大久保 幸夫 (著)  日経BP社 (版) 


■著者の大久保 幸夫さんは、一橋大学経済学部を卒業後、
 株式会社リクルートに入社。

 1999年、人と組織の研究機関であるリクルートワークス研究所を
 立ち上げ所長に就任されました。

 現在。法政大学大学院(政策科学研究科)客員教授もされており、
 人材マネジメント、労働政策、キャリアデザインを専門と
 されています。


■この本には、ビジネスパーソンに必要な能力が
 12の項目に分けて解説されています。

 読んでいるうちに、

 「たしかに、これはそうだな」

 「なるほど、そういうふうにすればいいのか」

 「この力を意識して磨いていきたいな」

 と思うものがたくさん出てきて、気が付けば「ふせん」だらけに。

 その中から特に印象に残った内容を、何回かに分けて
 お伝えしていきたいと思います。


■その1つめが、先日 <今日の一日一言> コーナーでも
 ご紹介した


 【 学習の転移 】


 なのです。

 今回も、同書88ページから引用しますと...


 (ここから)
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 「ひとつのことができると2つ目のことはずっと簡単に
  できるようになります。

  外国語をひとつマスターすると、次に別の外国語を
  マスターすることはそれほど難しくないといわれるのは
  いい例でしょう。


  【 これは『学習の転移』と呼ばれる効果があるからです。 】


  『外国語をマスターする』というノウハウ
  (手続き記憶※ によるもの)

  が身に付いているので、そのノウハウを活かして
  次の外国語に取り組めるということです。

  何カ国語も話せる人を見ると、この人は天才だ! と
  思うかもしれませんが、それは学習の転移をうまく使って
  いるからで、そこまで行ってしまえば勝ちなのです。


  ところが多くの人は、学習の効果が実感できる前に
  挫折してしまいます。」


  ※手続き記憶......身体で覚える記憶。非陳述記憶とも言う。
          自転車の乗り方や泳ぎ方などに代表される記憶で、
          一度覚えればなかなか忘れることはない。


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 (ここまで)


■ここから言えるのは、


 【 なんでもいいから、まず一つのことを極めよ 】


 ということでしょう。

 「あれも、これも」と心はうつろいますが、
 一点集中で、まず一つのことに全力で取り組みたいものです。

 そうすることで身につけた「学習の転移」の力を利用して、
 自らの成長を加速させることができます。


■明日以降も、引き続きこの本から学んでいきたいと
 おもいます。


 【今日のお勧め本 仕事のための12の基礎力
           「キャリア」と「能力」の育て方】

                大久保 幸夫 (著)  日経BP社 (版) 


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■何でもいいから一つのジャンルを身につけると、学び方を       文字通り「体で身につける」ことができる(手続き記憶        という)。                           ■学び方さえ身につけば、他のことも同様にして素早く         学ぶことができるようになる。               

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