■成功者たちは、まず行動に移すことで、勇気あるスタート切り、 夢や目標を叶えることができました。 とにかく一歩踏み出すことが大事で、歩みを進めていくうちに、 なんとか形にはなるもの。歩き出さないと、その形すら できてこない、という話を昨日はいたしました。 ■わたし(鮒谷)の拙い経験を振り返ってみても、 私にとって勇気を込めた決断の第一歩は、 一日、わずか数人から10人程度の訪問者しかいなかった楽天日記。 これが数年の間に、現在、あなたに(そして19万人の方に)お読み いただいている「平成・進化論。」へと進化を遂げたのです。 昨日はこんなお話をさせていただきました。 ■そうはいっても、 その第一歩、踏み出す重要性はわかっていてもなかなか 踏み出せない、 とおっしゃる方がたまにあります。 私なりになぜ、はじめの一歩を進めることができないかを 考えたとき、大きく分けて2パターンの理由があるのではないかと。 ■それは 一つには、 【 学びが足りない、学んでいないから動かない(動けない) 】 そしてもう一つは、 【 学びすぎて動けない 】 の二種類ではないかと。それぞれについてお話します。 ■まず最初に、 【 学びが足りない、学んでいないから動かない(動けない) 】 これはある意味、動かずに正解でもあるとおもいます。 なぜか。 戦おうとする世界のことをまったく知らずに、ただ闇雲に動いても 「討ち死に」してしまうだけ、 ということが一つの真実であるからです。 ■陸上の短距離選手が、そのままの走法で学びもせずに マラソンに挑んだらどうなるでしょうか。 スタートダッシュは見事なまでに決まるでしょう。 相手をぐんぐん引き離し、観衆の注目の的です。 参加出場選手の中でトップを走るわけですから それはそれは気持ちがいいでしょう。 ■しかし、数キロも走らないうちに、後方集団との差は ぐんぐん縮まってきます。 先ほどの勢いはどこへやら、すぐに追い抜かれ、 集団に埋もれ、やがて最後尾へと追いやられるでしょう。 それだけにとどまらず、今度は足がついていけず、 疲労感が蓄積し、ついには立ち止まり、倒れこみ、 走ることができなくなってしまいます。 そして棄権。 ■これは、マラソンならマラソンなりの走法を知らなかったから 起こった悲劇といえるかもしれません。 どうしてもマラソンに参加したいと言うこの短距離選手になら、 あなたは何と声をかけますか? 「まずはマラソンのことを、勉強しなさい」 と言うのではないでしょうか。 ■したがって、 【 学びが足りない、学んでないから動かない】 この人がやるべき第一歩、それは、 【 学ぶことに対する第一歩 】 ということになります。 最低限、活躍したいと思うジャンルの知識を身につけなければ、 その次のステップへは進めないのです。 ■続いて、 【 学びすぎて動けない 】 そんな人がいるのか、と思われるかもしれませんが、 意外と多いことに驚かされます。 多くのことを学びすぎて、知りすぎているからこそ、 いろいろなチャンスに目が行きすぎてしまい、 何からやったらいいのかわからない、という状態です。 ■自分がこんな小さなことをやっていていいのか、 もっとスゴイことをやらないと、せっかくの学びが無駄に 終わってしまう、 あるいは完璧な絵がかけないうちは動けない。 そんなことを考えていて動けない、という方も いらっしゃるかもしれません。 もしかして私がそうだ、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。 ■こんな方が次にすべきこと。それは、 【 学び以外の行動をとり、第一歩を踏み出すこと 】 です。 ■そのまま学び続けるだけでも、状況は大して変わらないまま、 使えるのか使えないのかわからない知識だけが増えていきます。 ちょっと動いてみて、実際に学んできたことがどの程度、実践で いきてくるのか、試してみるのです。 そして実地、行いながら微調整を加えていくのです。 この行動と修正が積み重なって、やがては未来の成功を生み出します。 ■今のあなたはどちらの状態でしょうか。 学びが不足しているのか。 学びはしたが行動に移せていないのか。 どちらにせよ、「学び」「行動」という第一歩が必要です。 ではこの第一歩、踏み出すきっかけはどこにあるのか。 明日はそこに触れてみようかと。【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■行動の第一歩が踏み出せない人には2パターンある。 1つには【 学びが足りない、学んでいないから動かない 】 2つには【 学びすぎて動けない 】 この二種類のパターンが存在する。 ■【 学びが足りない、学んでないから動かない 】人は、 ある意味、動かずに正解。闇雲に動くのは時間と体力の 浪費になる。まずは「学び」という第一歩を踏み出すべし。 ■【 学びすぎて動けない 】人は、具体的な成果に結びつく 学び以外の「行動」という第一歩を取ることが必要である。
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1226号 はじめの一歩を踏み出せない2つのパターンと、その解決法とは
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