毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

1221号 相手の時間を土足で奪いに行かないことに留意する


■メルマガの中でよく書かせていただいていますが、
 世の中で大きな実績を残しておられる方にお会いする機会に、
 おかげさまで比較的恵まれているほうかと思います。

 「そのような方々と初めて会ったとき、どういった話をするのですか」

 とよく聞かれるのですが、
 それ以前に、私が心がけているのは、

  【 3分の時間を奪わないために1時間の配慮をする 】

 ということです。


■つまり、事前準備をするということ。

 仲良くなれば数時間の雑談、あるいは数日~1週間の旅行も厭わない
 (ないし喜んでお付き合いくださる)という方もあるわけですが、

 そこまでの関係性が構築される前には、3分の時間もたいへんに
 惜しいと思われる方も少なくありません。


■特に事業で成功を重ねられている方々は非常に多忙な毎日を
 過ごされています。(時に鬼気迫るものを感じるときも)

 その方が、こんな私とお会いになってくださるわけです。
 先方の数分の時間を最大限に活かすため、こちらとしては
 1時間くらい準備することは必須です。

 これが、昨日の最後にチラッと申し上げた
 「土足で時間を奪いに行ってはいけない」ということであり、
 このことは常に自戒しなければならないと思っています。


■たとえば、

 具体的な用件もないのに、とりあえず会いませんか、

 とか

 一度名刺交換をしたくらいの間柄なのに、いきなり先方にぶしつけに
 メールで質問を投げかける。

 これは、多忙な人であれば友人同士でも失礼になることなのに、

 まして自分よりはるかに大きな実績を出されている方と、
 それもまだ面識もない方に対してそんな無礼なことをして
 しまったらどうでしょう。

 自ら「私とは付き合わないでくださいね」と宣言しているような
 ものかもしれません。


■昨日は「iモード以前」に登場する淀川長治さんのエピソードを
 通して、いかに1分1秒の時間を大切にしている人がいるかを
 お話ししたわけですが、

 淀川さんが「私には時間がない」「殺さないでくれ」と
 おっしゃっていたように、

 時間というものは失ったら取り返しのつかないものであり、
 お金よりも大事なものなのです。


■ですから、「時間を買う」ためにさまざまな工夫をしている
 人がたくさんおられます。

 そういう人はアシスタント、運転手さんなどを付け、
 時間を購うために少なくないお金を支払っているのです。

 あるいはコンサルタントを雇う、というのもそうでしょう。


■そうした方は時間管理についても常に学んでいるようです。

 アメリカのエグゼクティブは飛行機で全米、全世界を
 飛び回っていますが、これも時間を買うための工夫のひとつ
 だそう。

 これで飛行機の待ち時間、乗り換えに要する時間を大幅に省くことが
 できます。


■そして彼らの時間あたりの単価は、プライベートジェット機を
 持つことすらペイしてしまうのだそうです。

 確かに数十億ドルの投資を行う大企業のCEOの時間単価というのは
 われわれの想像をはるかに超えるものなのかもしれません。


■決してそれは(日本においてはどうかわかりませんが、少なくとも
 アメリカにおいては)見栄や道楽でそうしているのではなく、

 経済原理に基づいて成り立っている生活様式なのでしょう。


■人それぞれ、時間管理の方法に違いはありますが、
 「時間はお金より大切」と認識することがまず必要。

 そして時間の重要性の認識は一人ひとりそれこそ、千差万別の違いが
 あり、淀川さんの例をあげるまでもなく、

 「自分の考えをはるかに超えるレベルで時間を大切にしている人」

 あるを知る。


■その上で、

 【 くれぐれも人の時間に土足で踏み込まない 】

 ことを心するべきでしょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■アメリカのエグゼクティブクラスになると、プライベート    ジェットを持ってもペイしてしまうほどの時間単価で動いて    いる(のだそうだ)。これは一例であり、そのような感覚で    動いているビジネスパーソンあることを知る。   ■そのような人と、特にこれからお付き合いさせていただこう    というとき、どんなことが失礼になり、どんな言葉がタブーと    なるか、豊かな想像力を持たなければならない。   ■結果を出している人との交流においては時間感覚の鋭敏さ    こそが最も重要な感覚といってもよいのではないか。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。