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1218号 地獄にも極楽にもごちそうが並んでいる?金八先生の朝礼より


■むかしむかし、我が家にテレビがあった頃、

 「金八先生」でこんなシーンがありました。

 いつものように何か問題が起き、それが一段落したあと、
 教壇で熱弁をふるう金八先生。

 こんなことを言っていました。


■ある人が、地獄というところはどんなところなんだろうと思って、
 地獄見物に出かけました。

 三途の川を渡って地獄に到着。いったい、どんな恐ろしいところかと
 思って身を固くします。


■ところが、そこに広がっていたのはまったく意外な、
 想像もしない光景でした。

 地獄は、ちょうど食事の時間だったのですが、

 地獄の囚人たちがついているテーブルには、豪勢なお料理の数々が
 山盛りになっているのです。


■「これはいったい、どうしたことだ」

 その人は目を見張ります。
 こんな豪華な食事が出てくるところがどうして地獄なんだ?

 でも、囚人たちは、いまにも餓死しそうにやせ細っている...。


■その直後、ナゾはとけました。

 彼らの使っているハシが、おそろしく長いのです。

 まるでヤリのような長さ。向かいのテーブルの囚人に
 届いてしまうようなハシでした。


■囚人たちは、そのハシで一生懸命、自分の口にごちそうを
 運ぼうとしています。

 しかし、当然のことながら、その食事が自分の口に入ることは
 ありません。

 むなしく食事の時間は終わり、また囚人たちは地獄の刑罰を
 受けにいくのでした。


■次に、その人は極楽の見学に行きました。
 極楽でも、さきほど見たような立派な食卓が並んでいます。

 「極楽のハシは、きっと短いんだろうな」

 そう思っていたら、驚くなかれ、
 極楽の住人たちも、地獄で見たのと同じ長いハシを
 使っているではありませんか。


■「これはいったい、どうしたことだ」

 その人は目を見張ります。
 しかしその直後、ナゾはとけました。

 彼らは、長いハシでごちそうをつまむと、それをテーブルの
 反対側の席の人に食べさせています。

 その人は納得して帰っていきました。


■......と、確かこんな話だったのですが、だいぶ昔に見たもの
 なので、正確さについてはご容赦ください。

 でもだいたいこんな話だったように記憶しています。


■昨日までに、この世界がどんな世界かを決めるのは自分の世界観
 だという話をしてきました。

 食事というものは、自分が「われ先に」と食べるべきものなのか、
 それとも人に食べていただくものなのか。

 これが地獄と極楽の違いを決定するというのは、
 たいへん考えさせられるのではないでしょうか。

 昨日までの話とあわせて、ご参考にしていただければとおもいます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■地獄にもごちそうはあるが、ハシが長すぎて永遠に食べられ    ないのだそうである。   ■極楽も同じごちそうが並び、同じハシしかないのだが、    使う人たちの心がけが違っており、お互いに食べさせ    合っているという。   ■食事に限ったことでなく、自分が欲しいものをわれ先に    占有するのか、先に人に差し出すかで幸・不幸が決まる    ということだろう。

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