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1202号 「こと起こし主義」と「ことなかれ主義」のバランスをとって人生の最適速度を見つける


■長らくお話ししてきました「こと起こし主義」シリーズ、
 ひとまず今日で最終回です。

 これまでに、「こと起こし主義」がいかに人生の質を根底から
 変えるパワーを持っているのかをご説明してきました。

 もし、昨日まで「ことなかれ主義」でやってこられた方は、
 ぜひ今日から「こと起こし主義」に切り替えてみてください。


■「こと起こし主義」にスイッチを入れると、人生は圧倒的な
 速度で流れ始めます。

 それまでは、たとえば家で親の帰りを待つ子供が、
 親が帰ってくるまでの時間がとても長いものに感じられて
 いたのが、

 外で遊ぶようになると、「気が付けば日が暮れている」という
 毎日になり、「1日はなんて短いんだ!」と驚くようになる、
 それくらいのインパクトがあります。


■そして、家でただジッとしていたときは何の「成果」も
 得られなかったのが、

 友達(ビジネスパートナー)がたくさんでき、
 秘密基地(新商品・サービス、新事業)も完成するなど
 めざましい変化が起きてきます。


■そんな「こと起こし主義」ですが、1つだけ困った問題も
 含んでいまして、

 「ことを起こしすぎて収拾がつかなくなる状態」

 まで「起こし」てしまうことがあります。

 同時進行で10も20も案件が進んでしまい、把握不可能となり、
 連鎖反応的にみなさんにご迷惑をおかけしていくという
 悲惨なことになることが、ないでもありません。


■ただ、そうなって初めて、自分の非効率な部分に気がつき、
 それを改善しようとする力が働いてくる、という面も否定
 できません。

 人間というものは横着なもので、余力がある状態では
 改善を行おうとしません。

 改善の必要に迫られて初めて、そういう部分の見直しを
 始めるのです。

 もちろん、何もなくても効率化ができれば、それが一番
 いいのですが。


■重要なのは、バランスの取り方でしょう。

 迷惑をかけたからといって「こと起こし主義」にためらいが
 出てしまうと、今度はアッというまに「ことなかれ主義」の
 渦に巻き込まれてしまいます。

 そこで危機感とともにまた「こと起こし主義」に立ち返ると、
 またまた調子に乗って、いろんなものに手を出し過ぎて
 破たんする。

 痛い目にあいながら、振り子やシーソーのようにバランスを
 とることを覚えていくのが大事なのかな、と思います。


■かくいう私も、行ったり来たりで、ど真ん中でピタッと止まる
 ことができません。

 というより、そのようなことは、もしかしたら永遠にないのかも
 しれないですね。

 永久に不安定な動きの中で、できるだけ「こと起こし主義」の
 方向に傾くことができるように、

 そんな心がけを持っておくといいのではないかと思います。


■振り子は、右に振れるから初めて左にも振れます。
 シーソーは、右が上がるから、次に左側も上がります。

 右にしか振れない振り子があったら不気味だし、
 右側に固定されたままのシーソーではつまらない。

 「こと起こし」の限界地点、「ことなかれ」の最低ラインの
 あいだを行き来しながらも、絶妙なバランスを保つ努力をすることで、

 その人その人の「人生の最適速度」がつかめてくるのでは
 ないでしょうか。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ことなかれ主義よりもこと起こし主義のほうが同じ時間でも    より人生の密度は充実する。   ■難しいのは、破綻しない程度に「こと起こし」の側へ振り子を    傾けること。これはいちど(あるいは何度か?)限界まで    行ってみないことには、その感覚がつかめない。   ■こと起こしと、ことなかれの絶え間ない往復の中で、破綻が    起きずに人生を最速化できるポイントを見極めよう。

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