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1186号 ストレスのない空間の金銭価値を知る


■株式会社ワイキューブの安田 佳生社長が、とても興味深いことを
 書かれていました。

 たしか、この本だったと思うのですが。
 (記憶違いでしたら、ごめんなさい)


 【 今日のお勧め本 千円札は拾うな。】



 「タクシーに乗るのはストレスを抱えないため。
  電車で移動するときに目にしてしまう不快なものを避けるためだ」

 という趣旨のことをいわれているのです。


■これは、よく分かります。

 私も電車にはほとんど、まず決してといっていいほど
 乗りません。

 というのも、安田社長が言われるように、さまざまな
 ストレスの要因が密集しているようにも感じられるからです。

 (あくまで、わたし個人の感覚です)


■たとえばポータブルミュージックプレーヤーからシャカシャカと
 鳴り続ける音漏れ、

 いきなり音を立てる携帯電話、

 その携帯電話を、あわててマナーモードにするならまだ
 いいのですが、

 「もしもし。あ、いま電車の中。」とか言い出し、
 すぐ切るのかと思いきや、今しなくてもいいであろう通話を
 エンエンと続ける人、

 となりの人のキツイ香水に我慢したり。


■それでも座れればまだいいのですが、満員電車の殺伐とした
 雰囲気の中で、黙々と四方八方からの物理的・精神的圧力に
 耐えたり、

 傍若無人な若者(に限らない場合もあるのが困るのですが)
 の振る舞いにあきれたり、

 電車の中という場所に身を置くだけで、ざっとこのような多大な
 神経を使うので、私は安田社長が言わんとされていることは
 非常によく分かる気がします。


■そのストレスを避けるためであれば、多少コストがかかったと
 しても、タクシーに乗ることは価値があるとおもっています。

 タクシーのスペースに入ることによって、完全にそこは自由な
 自分のスペースとなります。

 たま~に、話を切らしてくれない運転手さんがいると、
 ひそかに閉口することもないでもないですが。


■しかし基本的に居心地の良い空間であり、自分の空間として
 移動時間を使うことができるのは大変なメリット。

 電車に乗っていたらまず処理のできないようなこと
 (たとえば電話をするとか)を処理できるといった、
 タイムマネジメント的な意味で活用することもあるし、

 同時に、そこでゆっくりと全ての外界から自分をシャットアウト
 して思索にふける、

 発想、アイディアを思い浮かばせる空間として使うこともあります。

 そんなストレスを感じさせない環境に自分を置くことによって、
 昨日から申し上げている言葉でいえば、クリエイティブな
 作業ができるようになります。


■どこへ行くにもタクシーを使うのは、少しお金が
 かかりすぎる、という方でも、

 ちょっとした投資で、ストレスを抑えた環境を作り出すことが
 できます。

 たとえば新幹線や長距離列車に乗るときにグリーン車に乗る。

 喫茶店を使うときは、狭いスペースで肩を寄せ合うように
 しなければならない、

 あるいは隣の席の大声での歓談が耳について考えをまとめる
 ことができない、といった場所を避け、
 ゆったりと落ち着いたホテルのラウンジを使う。


■そうした場所を選んで仕事や思索の時間に充てていくと、
 仕事はもちろんはかどりますし、

 なによりセルフイメージが高まって、斬新なアイディアが
 生まれることもよくあるものです。


■改めて考えてみると、満員電車で押し合いへし合いしながら、
 真剣にビジネスプランを考えたり、

 ざわざわと落ち着かない喫茶店では商談するのはなかなかに
 難しいのではないでしょうか。

 決して見栄を張るということではなく、アウトプットの質と量を
 高めるために、このような工夫をすべきなのです。

 落ち着いたホテルの喫茶ラウンジ等は、サービス料以上の
 価値を生み出すから存在するのです。


■このように、常に心を「快」の状態に保っておくことによって、
 最高の創造性を発揮するように心がけることです。

 ストレスのない環境に自分を置くようにすることによって
 次から次へとアイディアが湧いてきます。


■考えてみてください。

 さまざまなストレス、たとえば

 「あの件はどうなった」
 「思い出しただけで心配だ」
 「不安だ」
 「不快だ」
 「腹が立つ」

 といったもろもろの考えに心の中が占拠されている状態で、
 どうして新しい発想が浮かぶでしょうか?


■心を完全に解放してやらなければなりません。

 ストレスの完全になくなった状態と、創造性を発揮することは
 切っても切り離せない関係にあるのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■向上や成長の要因にならないような無益なストレスは徹底的    に排除しよう。   ■たとえばタクシーに乗る、グリーン車を使う、ホテルの    喫茶ラウンジで商談をするなどは、ストレスを感じさせない    空間を買うためのよい方法だ。   ■それは決して「浪費」ではなく、生産性を向上させるための    「投資」と知るべきである。

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