■先日、私の後輩に騒音問題に苦しんでいる人がいて、 「法テラスに電話してみようよ」という話になった、という ことを書きましたが、 そういえば、その後の結果を報告するのを忘れていました。 ■彼によれば、法テラスにざっくりと被害の状況を訴えたところ、 「第二東京弁護士会の環境・公害110番というところがあり、 無料相談を受け付けているので、そこに電話してみてください」 との回答を得たそうです。 私は、 「ああ、よかったね。これで一歩前進だね。で、電話したの?」 とたずねました。 すると彼は、まだしていない、というのです。 「なんじゃそりゃあーー!」 ■いろいろ立てこんでいて電話できなかったのだというのですが、 電話1本にかかる時間なんて3分か5分くらいのものでしょう。 こういう言い訳は、いくらでもつけられるものです。 積極的に、ただちに行動する。 それを習慣として身に付けておかなければ、 人生は「昨日の延長線上のこと」しか起きてきません。 ■そこで自ら、「ことおこし主義」を標榜すること。 常に、新規のことをやる。 新しい渦を作る。 新しい流れを作り出す。 そうすることによって、毎日毎日、自分自身を未体験ゾーンに 繰り返し突入させるのです。 ■それができなければ、知らず知らず、大きな流れに身をゆだねて 流されていく人生になってしまいます。 「昨日も同じ。今日も同じ。明日も同じ」 そんな恐ろしい現象は、その延長線上に横たわっている 人生のワナなのです。 ■彼には、その未体験ゾーンに突入するための願ってもない チャンスが訪れたわけです。 にもかかわらず、その未体験ゾーンへの進入を後回しにし、 「昨日までの繰り返し」のことを優先してしまったのは 非常にもったいないと思います。 ■知識は力です。知識がなければ、未体験ゾーンに入っていく ことはできません。 せっかくその知識が入ったのですから、私などは、即動くべき だと思うのです。 ■くどいようですが、新しい行動を起こさなければ、 昨日と同じ毎日の繰り返しになるだけです。 「知識は力」と分かったら、動くこと! 実際にその力を行使するのは、動くことによってなのですから。 ■確認しておきたいのですが、知識は、あくまでも行動の方向を 示すだけのものです。 それを、力を伴ったベクトルとして実際に駆動させるためには、 その知識に従って行動しなければなりません。 そして更に、その行動を「前倒しで行う」ことが肝要なのです。【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■「知識は力」と分かったら、次は「動くこと」が重要。 知識は、あくまでも行動の方向を示すだけのものであり、 力を力たらしめるのは実際の行動なのだ。 ■そして、その行動を「前倒しで行う」ことが肝要。 常に、自分自身を未体験ゾーンに繰り返し没入させなければ、 「昨日と同じ繰り返し」の人生になってしまう。 ■自ら、「ことおこし主義」を標榜しよう。
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1179号 未体験ゾーンへの進入は前倒しで。知識をベクトル変換する方法
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