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1164号 年収と貯蓄額は単純な比例関係にならない事を知る


■今日も、ちょっとしたマネー講座です。

 もう15年くらい前になると思いますが、ある本を読んだとき、
 非常に面白いことが書いてあって、目を開かされたことが
 あります。


■年収でみて、

  ▼300万
  ▼500万
  ▼1000万

 この3通りの人がいた場合、
 それぞれ貯蓄額はどのように変わってくるでしょうか?

 (本で読んだ、その通りの数字ではないと思います。たぶん。
  なにせ15年前のことなんで。。)


■「何をどうやっても、最低限これだけは出ていく」というお金は、
 だいたいどの世帯も一緒です。

 一般的には、所得が増えれば、消費する金額もまた上昇する
 ものですが、

 衣食住というものは、変わるといってもそれほど大きく
 変わるものではありません。

 (というより、所得が増大したからといって大きく変化させない
  ように心がけるべきものでしょう)


■そこでまず、年収にかかわらず衣食住等の消費金額は
 「一律250万」に設定してシミュレーションしてみましょう。

 年収からこの額を引いたぶんが貯金となる、
 すなわち経済的な安心感につながるわけです。


■では1年後の貯蓄金額は、どうなっているでしょうか?


  ▼年収300万円の場合

    300万(年収)- 250万(最低必要経費)= 50万(貯蓄額)


  ▼年収500万円の場合

    500万(年収)- 250万(最低必要経費)= 250万(貯蓄額)


  ▼年収1000万円の場合

    1000万(年収)- 250万(最低必要経費)= 750万(貯蓄額)


 どうでしょう。

 300万円の人と500万円の人とでは、年収は1.7倍なのですが
 貯金は5倍の差がひらき、

 300万円の人と1000万円の人とでは、なんと15倍の差が
 生じているのです。


■これが10年たったら、絶対額をみたときにもっと大きな差になってくる。


  ▼年収300万円の場合

    50万(年間貯蓄額)× 10(年)= 500万(10年後の貯蓄額)


  ▼年収500万円の場合

    250万(年間貯蓄額)× 10(年)= 2500万(10年後の貯蓄額)


  ▼年収1000万円の場合

    750万(年間貯蓄額)× 10(年)= 7500万(10年後の貯蓄額)


 いかがでしょうか。

 年収300万と1000万では、年収だけ見ると3.3倍なのですが、

 どれだけ貯蓄できるかということになってくると
 そういう単純な比例関係ではないことが分かります。

 こう考えてみますと、経済的な安定を求めようと思うのであれば、
 「年収を上げる」という行為には想像している以上の力が
 あるわけです。


■さらに、これが「年収3000万」だと、10年後の貯蓄は
 【 2億7500万円 】!

 途方もない差になります。

 いまから15年ほど前に、この事実を知ったときには
 「頑張ろう!」と奮起せざるを得ませんでした。


■ちょっとした頭の体操といいましょうか、物事の見方として、
 みなさんにもご紹介したくなって今日は書かせていただきました。

 ちょっとしたヒントともなれば幸いです。


 ※あんまり細かいことは突っ込まないでくださいね。
  税金のこととか社会保険のこととか。

  詳しいことは専門家の方にお聞き下さいませ。
  あくまでも、ものの見方というか捉え方について本稿は
  記したものですので。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■年収300万と1000万では、年収だけ見るとその違いは3.3倍    だが、「どれだけ貯蓄できるか」となると単純な比例関係    にはなってこない。   ■生活を維持する最低必要経費が双方とも250万円とすると、    年間の貯蓄可能額はかたや50万、一方は750万で、なんと    15倍になる。   ■経済的な安定を求めようと思うのであれば、「年収を上げる」    という行為には想像している以上の力があるわけだ。

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