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1139号 成長する人の特徴は、お金のためにではなく学ぶために働くこと


■だいぶ前の話になるのですが、
 私がお世話になっている、ある先輩経営者が嘆いておられました。

 それは、面接に来た人の90%は、まだ仕事の内容も満足に話が
 終わらないうちから、

 「それで、いくらほどいただけるのですか?」
 「どんな福利厚生があるのですか?」
 「社会保険はどうなっていますか?」

 と聞いてくる、とのこと。


■もちろんそうした中にも優秀な人はいますので、
 このような質問をすることが一概にいけないということでは
 ないのですが、

 経営者の立場としては、給与額や福利厚生といった内容に
 ついてはいちばん後回しでもよいことなのです。


■ところが、行く先々でそのような質問を繰り返し、

 「さいきん雇用状況は好転していると聞いているのに、
  なかなか採用されない」

 と嘆いている人がいるとしたら、
 こんな話の進め方では、それも当然といえるのかも
 しれません。


■むしろ言うべきなのは、

 「最初の1ヶ月、3ヶ月、ないし半年間は、
  お金はいくらでもかまいません。
  あるいは、出なくてもかまいません。

  そのかわり、大きな結果を出したときに、
  その結果に見合った額面をください」

 ということ。

 そういう人をこそ、経営者という人種はよろこんで採用したい
 ものなのです。


■このような考え方をするためには、
 「お金のためにではなく、学ぶために働く」
 という発想が不可欠となります。

 一般的には、なんのために働くかといえば、
 その目的は「お金を得るため」です。

 これはその通りであり、ある一面の真理でしょう。


■ただ、以前にもちょっと触れたことがありますが、
 「お金がもらえるから」というだけの理由で仕事をする
 としたら、それは問題です。

 お金は入るけれども、成長が伴わない。そういう労働形態は、
 単なる「時間の切り売り」になってしまいます。

 仕事をしながら進化・成長できるような、そんな環境を
 求めなければなりません。


■とはいえ、間違ってはいけない点がひとつあります。

 「自分がいるところは成長できる職場じゃない」
 と言ってはいけません。

 学ぼうという気持ちさえあるなら、どんな仕事でも学びが
 あるはず。

 環境ではなく、まずは自分自身に問題がないかどうか
 点検してみることは重要です。

 そういう姿勢を持ったうえで、よりよい環境を選ぶというなら
 それは大事だということ。


■「お金のために働く」という根強い信念を持ちながら、
 「ここは成長できる環境ではない」と言うのだとしたら、
 それは少し合わせる焦点を間違えているといえそうです。

 まず自らの内面に、

 「お金のためにではなく、学ぶために働く」

 という思いを持ち、そのうえで働く必要があります。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■お金のためにではなく、学ぶために働こう。そういう発想を    持たなければ、本当に成長できる環境を得ることはできない。   ■なぜなら成長は環境によって与えられるものではなく    「学びたい」という意志によって得られるようになるもの    だからだ。   ■学びたい気持ちがまずあり、そのうえでよりよい環境を    求めるのが正しい手順である。

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