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1116号 短期的な居心地の良さは、長期的な衰退を意味する


■昨日までの話をまとめます。

 イモムシは地べたをはい回って、食べられるものといえば
 葉っぱくらいでした。

 空を見上げれば、美しいチョウが飛び回っては、花の蜜を
 吸い歩いています。

 「ああ、オレもあんなふうになれたらなあ」

 そんなふうに思いながら、今日もノソノソと歩いては、
 葉っぱを食べているだけ。

 ときどきは脱皮もします。

 おや?でも、あまり変わったようには見えません。


■そんなイモムシくんは、昆虫村の住人たちから

 「あいつって見苦しいよね。きたないよね」
 「おいおい、またなんだか脱皮してるよ、よくやるよね」

 とかなんとか後ろ指をさされます。

 それでも、

 「今に見ておれ!」

 と脱皮を続けます。


■そんなある日。
 イモムシくんは固まって、異様な状態を呈します。

 「さなぎ」になったのです。

 その姿を見た昆虫村の友達は、大さわぎ。
 人だかり(虫だかり)をつくり、かたずを飲んで見守っています。

 なんだ? なんだ?
 いったい何が起こってしまうんだっ?

 そのときです。

 あなたの背中から、突然ムクムクと羽が生えてきたでは
 ありませんか!


■そしてさなぎを突き破ったあなたは、ゆうゆうと空に
 舞い上がる。

 成長してこなかった村人たちは、ただあんぐりと口を開け、
 空を見上げて呆然とするばかりです。

 そしてイモムシくんは、

 いや、アゲハチョウは、言うのです。

 「やったぞ! なれたぞ、オレもアゲハチョウになれたぞ!」


■あなたも、そんな瞬間を迎えたいと思いませんか?

 「イモムシでも別に不自由はしないし」

 「イモムシなりに楽しいし」

 「脱皮するなんてかったるいし。痛いかもしれない。
  体力も使うだろう。
  ならばイモムシのままでいいいじゃないか」

 それは、短期的には居心地がいいかもしれません。
 しかし長期的には衰退あるのみです。

 あなたは昆虫村の「その他大勢」になりたいでしょうか?
 それとも美しいチョウになりたいでしょうか?


■もしかしたら、今はまだ知らないだけで、
 あなたはこんなチョウの幼虫かもしれないですよ?


 (「世界最美のチョウ」といわれる、キプリスモルフォチョウ)


 いま順調にいっている人もそうですが、

 「今に見ておれ!」と思っておられるあなたへの応援歌として、
 今回のこのお話を捧げたいとおもいます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■成長するのは楽しいばかりではない。むしろ苦労が多く、    ときには人から失笑も買うだろう。   ■しかし居心地のいい状態でとどまることは、短期的には    ラクかもしれないが長期的には致命的だ。どんなに    みっともなくてもいいからがむしゃらに脱皮を続けよう。   ■もしかしたら、今はまだ自分で知らないだけで、    数年後には人もうらやむ美麗なチョウになっているのかも    しれない。

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