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1051号 1社、もしくは数社依存となるビジネスの構築は行わない


■しばらく、私なりの「事業参入の掟」についての話を
 続けています。

 このテーマに興味をもたれる方もあれば、まったく関係ないよ、
 といわれる方もあるかもしれませんので一度、
 これにて終了させていただきます。

 (一応、10以上の項目を用意しているのですが、このシリーズ
  が続くと飽きられる方もいらっしゃるかもしれませんので、

  一旦、これにて小休止して、また機会があったらご紹介
  させていただきますね)


■いずれにしても、今までの一連の記事で一番お伝えしたかったのは、
 事業を行うに際しての「自分なりの判断基準」を絶対に
 持たなければならないということ、

 だと認識してもらえればと思っています。


■今まで書いてきたことも正しいか、正しくないか、という
 ことではなく、

 私なりの判断基準として、そういったリストを持って
 おくことによって決断のスピードが早まるのです。


 ▼私が直接立ち上げる(立ち上げてきた)事業もそう、
 ▼アライアンスで行っている事業もそう、
 ▼ノウハウ、その他で支援している事業もそう、
 ▼資本提供している事業もそう、


 毎日のようにいろんなビジネスのアイディアが浮かんだり
 提案をいただくわけですが、

 その中で、こういった一連のリストが頭の中でパッと
 出てくると、

 「GO」か「NOT GO」かの判断、決断を迅速に行うことが
 できるようになるのです。


■「決断と実行」
 (このフレーズ、ご記憶にある方もいらっしゃいますよね)

 が私のモットーなので、決断を早める意思決定の基準を
 持つことが何よりも重要なのです。


■さて、ここから昨日からの続きになりますが、

 事業においては「リスクの管理」についても細心の注意を
 払わなければなりません。


■そのために心がけなければならない一つは、

 【 1社、あるいは数社に寄りかかったのビジネスは行わない 】

 ということ。(売り先、仕入先とも)


■その会社が飛ぶと自社の事業全体が吹っ飛ぶ。

 そんな危ないビジネスが事業基盤になっていると毎日、
 おちおち夜も眠っておれません。


■極力、上位数社の「仕入れ先」ないし「販売先」のシェアを
 売上げ、件数とも2割~3割以内に収める。

 これを行っていると、最大の顧客が万一、倒れてしまっても、
 あるいは最大の仕入先に問題が生じたときも、

 継続して事業を行っていくことができます。

 あわせて、自社の取引が寡占されているわけではなく
 下請け的な立場にならなくてもすみますから、
 無理な提案に毅然として「No」をいえる立場を持つことも
 できるようになるわけです。


■もし、最大の顧客が自社の売上げの5割を超えている、
 なんて状況になったら、ほぼその会社の下請け状態に
 なりますから、

 なにか自社にとって厳しい要求を突きつけられてきたときも
 「No」がいえず、じりじりと追い込まれていくことにも
 なりかねません。

 俗に言う「下請けの悲哀」を自らの身体で味わってしまう
 ことになるわけです。


■わたしはいろんな会社を見てきた中で、そのような悲哀を
 周囲に語って同情を求めるような中小企業経営者には
 絶対になりたくはなかったので、

 最初から、取引先はできるだけ分散しようとおもったわけです。

 そうすることによって取引先の破綻、あるいは関係悪化
 という事態に陥っても致命傷にはなりません。


■従って、わたしが経営する(もしくは関わっている)会社は
 すべて同様のヘッジができていますし、
 事業環境が常に変化していく中では、

 「取り引き先」だけではなく「自社が存在している業界」

 に異変が起きるリスクにもヘッジをかけていかなければ
 ならないと考え、

 現在は、他の業界への関与の度合いを積極的に高めて
 いるわけです。


■そしてその関与に(最大のボトルネックとなる)自分の時間は
 極力かけない、ということも基本的な考えとなります。

 その考えの根っこは、これまでに述べたところにあります。


■まだまだこのシリーズは書きたいことがあるし、言い足りない
 ことだらけなのですが、

 興味を深く持ってお読みくださる方もあれば、
 そろそろ次の話にもっていってほしいなー、

 という方もあると思いますので、これで一旦、小休止して、
 また時機を見て、続きを書いていくことも考えます。


■それでは明日の「平成・進化論。」もお楽しみに!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■事業を行うに際しては、一社あるいは数社依存のビジネス    にならないように細心の注意を払うべき。   ■少数の取引先に依存することは伸びるときは大きく伸びるが    倒れるときには、あっけなく倒れる。   ■攻め急ぐことも時に大事であるが、同時に、リスクを考え    あえて取引を急拡大させない、という選択を心を鬼にして    とらなければならないこともある。   ■命運を他者にゆだねるのではなく、己自身が生命の手綱を    しっかり握って、コントロール下に置かなければならない。

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