毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

1048号 新規参入が難しい事業であると同時に撤退障壁が低い事業を探す


■昨日は、

 新規事業を立ち上げるときには、

 【 参入障壁が高い事業 】

 であるかどうかを繰り返し自問自答せよ、

 というお話をいたしました。


■わたしがその次に考えたのは

 【 撤退障壁が低くなければならない 】

 ということでした。

 というのも、わたしはそれまでにいくつかの企業から
 個人としてマーケティング、セールスプロモーションの
 コンサルティング契約を請け負っていた時期があったのですが、

 コンサルティング契約は、通常、ある一定期間にわたるケースが
 多く(当たり前ですが)、途中で契約を切る、ということが
 なかなかできない仕事です。


■クライアントから切られてしまうのはともかくとして、
 コンサルテーションを行っている自分のほうから
 諸事情があり、これで契約はおしまいにしますね、というのは
 なかなか言いにくいものです。


■契約を結んだときには

 「契約がとれたぞ、これで契約の続く半年(あるいは1年)は
  安泰だ」


 なんて喜んだものですが、実は環境というのはどんどんと
 変化していくもので、

 とくにわたしのような好奇心がお金よりも先に立つ人間は、
 やってる途中でも、もっと面白いものが出てくると、
 そっちのほうにひきづられてしまうのです。


■そうすると、継続して行うことを前提として締結している
 コンサルティング契約が肉体的、あるいは時間的な負荷のために

 【 心がだんだん重くなってくる 】

 という心理状況を経験したのです。

 どれだけお金が入ってきたとしても、未来の自分が拘束
 されている、というのは私にとって、とっても憂鬱なものだった
 のです。


■そんなときに考えたのは、次にやるビジネスは絶対に

 「やーーーめた」

 といったら最長でも数週間から1ヶ月で辞められる事業、と
 考えました。(=撤退障壁が低い事業)

 そんなわけでいま、この「平成・進化論。」は1ヶ月以上先の
 メルマガ広告を入れることは絶対にいたしませんし、
 だからこそ、最長でも一ヶ月間で店を閉めることができる、
 という安心感があるのです。

 (別に店を閉めることを考えながらやっているという訳ではなく、
  そのオプションが自分の手元にあるという自由さが
  重要なのです)


■その他、私が携わっているビジネスについても原則として
 同様の基準を設けています。

 いくつかの投資している会社についても、肉体ではなく
 自分の提供する資本、あるいはアイディアに働いてもらう
 ことが前提であり、

 自分の肉体が未来永劫、拘束されることは絶対にないように
 コントロールしています。


■実際に事業を畳む畳まないではなく、そういう自由が存在する
 のを愛しているわけです。

 これには異論はあるかもしれませんが、あくまで私個人の
 考えとして、

 【 新規参入が難しい事業であると同時に撤退障壁が低い事業を探す 】

 これをはずしたくないと考えたわけですね。

 ご参考までに。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■新規事業を行う際に参入障壁を築くことが重要であることは    いうまでもない。   ■同時に考えなければならないことは「撤退障壁」が低いこと。    自分が「やめよう」と思ったら、すぐにやめられることが    オプションとして存在するビジネスを行うことにより、    自由度を確保する。   ■辞めよう、逃げたい、重たい、苦しい、赤字垂れ流し、の    事業であっても逃げられない、撤退できない、という状況は    「悲惨」の一語に尽きる。    くれぐれも「撤退障壁は低く、低く、低く、低く...。」    事業モデルを構築するときには、常にこの文句を唱えるべし。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。