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1024号 視野狭窄(しやきょうさく)によるビジネスの突然死を防ぐ


■既述の通り、7月1日から、夏休みをとらせていただいております。

 夏休みの期間は、1ヵ月を予定しています。

 (場合によってはさらにもう1ヵ月延長という野望? も
  あるのですが)

 去年は、8月1日から8月31日までお休みをいただきました。

 今年は、それを1月前倒ししたわけです。


■どうしてかというと、

 8月に休みを取っても、8月は盆休みを含むので
 多くの人が休んでおられる。

 わたしは日々、人とは違うことをやることをモットーとして
 暮らしておりますので、

 休みがみんなとおんなじではつまらないと考え、
 7月にしてみようとおもったわけです。

 7月なら、たぶん夏休みをとっている人はあまりいない
 んじゃないかなぁ、と。


■わたしは自分のビジネスを立ち上げて以来、去年初めて、
 試験的に夏休みをとってみました。

 その初めての休暇は、ドーンと1ヵ月でした。

 どうして2日や3日ではなく、5日でも1週間でもなく、
 いきなり1ヵ月だったのか?


■よく、

 「長期の休暇はムリにでも取れ」

 とか、

 「たまに大きく環境を変えろ」
 「人とは違ったことをせよ」

 といいます。


■そういわれることが本当かどうか、試してみようと思ったのです。

 それなら、3日や1週間くらい休みを取っても仕方がない。

 1ヵ月間まるまる休んで、映画を見たりコンサートに行ったり、
 服を選んでみたり、CDショップにふらっと入ったり、
 スラムダンクを全巻(24巻)読破してみたり(笑)、

 「急に思い立って」ハワイに飛んでみたり、
 さまざまな未知の世界に足を踏み入れたり、

 普段、なかなか時間をとってする機会のないことをしよう!
 と考えたわけです。


■そこで知らされたことは、やはりたくさんありました。

 中でも特に大きかったことは、


 【 ビジネスには「ズームイン」と「ズームアウト」が必要である 】


 ということ。

 これは非常に重要な気づきでしたので、これから何日かに
 わたってお話をさせていただこうとおもいます。


■日常、ビジネスに没頭していると、どうしても「ズームイン」
 ばかりしてしまいがちです。

 ある仕事で水準以上の結果を出そうとしたならば、
 あれもこれもと手を広げず、マトをしぼって目的達成に向かって
 突進しなければなりません。


■いつも申し上げているとおり、一点集中で力を注ぎこみ、
 どんどん自分の世界に没入していく。

 そういった「ズームイン」時期も、もちろんある段階に
 おいては必要です。必須といってもいいでしょう。


■ところが、そうやってうまくいくままが、

 視野狭窄(しやきょうさく※)を招き、順調だったビジネスを
 突然死させてしまうケースがあるのです。


  ※視野の異常の一種。視野が周辺から狭くなるものをいい、
   網膜色素変性症・視神経疾患・緑内障などに見られる。
               [株式会社岩波書店 広辞苑第五版]


■一点だけにフォーカスして突っ走る。

 これは重要なことですし、ことばの響きも何となくカッコよくて
 心地いいのですが、

 車の運転でいうと、

 「数百メートル、数キロ先の前だけを見て走っている状態」

 なのです。


■サイドミラーも、ルームミラーも確認せず、
 側面の目視も怠(おこた)り、

 道路のスミに駐車している車のかげから子供が飛び出してこないか?
 対向車のわきからバイクが右折してこないか?

 と注意もしていない。


■同様に、一点凝視でビジネスを走らせることが、いかに危険なことか。

 ズームインが大事なら、「ズームアウト」もまた必要なのです。


■詳しいことは明日、つづきをお話ししたいのですが、

 今日は、


 「ズームインばかりでうまくいっている、
  その背後には(いまだ表に表れない)致命的な事態が
  進行中なのかもしれない」


 と疑っていただければとおもいます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■水準以上の結果を出そうとしたならば、マトをしぼって    目的達成に向けて突進しなければならない。   ■しかしそれは同時に「視野狭窄」におちいる危険性をも    はらんでいる。   ■一点集中(ズームイン)することが重要なら、ズームアウト    も、時にまた必要なのだ。

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