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1021号 人と会う苦手意識を克服する方法はコミュニケーション技術にあらず


■今日は、ご質問にお答えしたいと思います。

 山口県のY様から、次のようなメールをいただきました。


(メール引用ここから)
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 いつもメルマガより刺激を受けさせていただいております。
ありがとうございます。

また、『仕事はかけ算。』も拝読させていただきました。
何度も折に触れて読み返したいと思える書です。

 メールを送らせていただくのは今回が初めてです。

「人と会う」ということの素晴らしさはお話しからは伝わって
参ります。そのようにしたいと思いますが、自分自身にとって
その行為は苦手な部類になるのです。

非常に子供じみた質問になるのですが、話べたに自分にとって
どのような切り口で話を持ち出し、どう展開させていき、
人脈作りをしていくのかということがイメージしづらいのです。

 鮒谷様の行動力に心から尊敬いたします。
何かヒントになるようなことがございましたら、触れて欲しい
と思う次第でございます。

ありがとうございました。

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(ここまで)


■いつも「平成・進化論。」をお読みいただき、その上に
 拙著「仕事は、かけ算。」をお買い上げくださいまして
 本当にありがとうございます。


 【 今日のお勧め本 仕事は、かけ算。】


■Y様は「人と会うことの大切さは分かるが、人に会うのは苦手」との
 ことですが、おそらくこのような方は多いのではないかと思います。

 かくいう私も、毎日いろいろな人とお会いしてはおりますが、

 もともと人と会うことが好きだったわけでもなんでもなく、
 ましてコミュニケーションが得意だったのでもありません。


■得意どころか、今でも人とお会いしたあとに家に帰ると


 「あのときこう話せばよかった!」

 「あんなレスポンスを返して大失敗した!」


 と、うめき声をあげることもしばしばです。

 (うめき声というのは比喩ではなく、実際に自宅の一室で
  叫んでいるのです)


■では、こんな私は人と接する資格ナシかというと、
 そんなことはないはず。

 正直に申しあげると、話の巧拙(こうせつ)は、さして重要な
 問題ではないと思っています。

 もちろん、会話の上手下手は決して軽視されるべきものでは
 ないことは言うまでもありませんが、

 それよりももっと、大切なことがあるのを忘れてはならないの
 ではないかと。


■私は、人とお会いするときに最も気をつけることは、

 相手さまに対して何かしらお手伝いができないか、
 お役に立てないか、

 良い情報、新しい知識をご提供できないか、
 関係のありそうな人をご紹介させていただけないか、

 そういった貢献ができないか?

 これを極力考えるようにしています。


■世の中はすべて因果応報であるならば、人に施した以上のものは
 返ってはこない。

 そう認識していれば、至らぬことは多々あるけれど、
 力の及ぶ範囲でできる限りのことをさせていただきたい。

 きれいごとを言うわけではないのですが、

 【 世のため人のため、微力ながら役に立つための1つの機会を得る 】

 それが、「人に会う」という行為の本質ではないでしょうか。

 この心がけを欠いたなら、いかにコミュニケーション技術を学び
 会話力を磨こうとも、所詮は手練手管(てれんてくだ)の領域を
 出ないのでしょう。


■話をするのがうまいとか下手だとか、そういった自己評価から、
 人と会うことを苦痛に感じる場合が多いようです。

 しかしそれは、コミュニケーションをとる上でさしたる重要な
 要素ではない。

 いま申し上げたような思いで接してくる人に対して、


 「この人は話がヘタだから付き合いたくない」


 なんていう人はまずいないでしょう。

 それでもまだ自分の会話力不足が気になるとしたら、それは
 気にしなくてもよいほど瑣末(さまつ)なことを必要以上に
 重く見ているだけだと思います。


■相手さまと深いところでつながろうとすれば、分かる人は
 分かるでしょうし、

 また、分かってくださる方とだけお付き合いができれば、
 それでいいではありませんか。

 すべての人と友達なることはできないのですから。


 ...ここまでのお話は、ご参考になりましたでしょうか?

 明日、もうちょっとだけ続けますね。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■世のため人のため、微力ながら役に立つための1つの機会を    得る。それが「人に会う」という行為の本質だ。   ■この心がけを欠いたなら、いかなるコミュニケーション技術    も手練手管(てれんてくだ)の領域を出ないであろう。   ■相手さまと深いところでつながりたいという思いで接し、    それで親しくなれた人とだけお付き合いができれば    よいではないか。

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