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1014号 ポータブルスキルは重要。ポータブルブランドはもっと重要


■このごろ、「ポータブルスキル」を身に付けるべき、といった
 議論を聞きます。

 自分の会社の中では非常に役に立つけれども、
 一歩、会社の外に出ると無価値になる。

 そんなスキルだけを武器にして生きていく。

 終身雇用が全盛だった時代は、それでもよかったのでしょうが、

 ご承知のとおり終身雇用が崩壊した今、そうしたスキルしか
 持っていなかった場合、いざ有事の際に困るのは自分自身です。


■そこで、自分の会社の中でのみ通用するのではなく、
 どんな環境でもたくましく勝ち残ることができる能力、

 持ち運び可能なスキル、

 すなわちポータブルスキルが必要だ、というのです。


■これは、もちろん大事なことでしょう。

 しかしながら、真のビジネスパーソンとしての価値は
 ポータブルスキルよりもむしろ

 【 ポータブルブランド 】

 にあるのではないかと考えています。


■ブランドを持つことは、企業だけの特権のように思われがちです。

 実際、企業の総合力は、ときにブランド力としてあらわされる
 ことがあります。

 ブロンドといって、パッと思いつくところはどこでしょう。

 ソニーブランド、
 パナソニックブランド、

 トヨタブランド、
 ホンダブランド、

 ルイ・ヴィトンブランド、
 シャネルブランド、

 ユニクロも、すでにブランドとして定着しているといって
 いいでしょう。

 これは適当に思い付いたものをあげただけですが、

 こんなふうに何も考えずに消費者の頭に浮かんでくるような、
 対外的な認知がブランドです。


■今は、ズバリ言って、「ブランドがお金に直結する」時代です。

 ちまたには多種多様な商品サービスがあふれています。
 あまりにも市場には商品が氾濫(はんらん)しすぎているために、
 消費者は何を買ったらいいのか分かりません。

 安いものを買えばいいのか?
 と思っても、コモディティ(日用品)のたぐいはみんな安い。

 では高機能のものを選べばいいのか?
 これも、いまは安くて高機能があたりまえなので、やはり
 判断基準にはなりません。


■そこで、「なぜその商品を購入しなければならないのか?」という
 アイコンになるものを用意しなければならない。

 それがブランドなのです。

 ブランドに与えられているものは信頼の証であり、利便性の証であり、
 ベネフィットの証でもあります。

 そうした様々な証が、ブランドには込められています。


■ではブランドは企業だけが問題にすべきなのか。

 ビジネスパーソンも同じことです。

 年収100万円の人もあれば、年収300万円の人もあり、

 600万円、1000万円稼ぐビジネスパーソンもいれば、
 3000万円、1億円、あるいはそれをはるかに越える年収を得る
 人もいます。

 これはビジネスパーソンとしての人材価値によって左右される
 ものなのでしょうが、

 その人材価値を決めるものこそ、個人におけるブランドと
 言えるのかもしれません。


■社外でも通用するスキルをポータブルスキルというならば、

 会社の外でも評価されるブランドはポータブルブランドとでも
 呼ぶべきもの。

 会社の中でしか通用しないブランドではなく、

 社外であろうが、独立しようが、いついかなる状況におかれても
 通用するポータブルブランドを持ちましょう。


■会社の看板に依存するのでもなければ、
 名刺に書かれている役職に依拠(いきょ)するのでもない。

 あなたの名前がポータブルブランドになる。

 そうなるための投資を継続して行っていく必要があることを、
 今日はあなたに提唱したいと思います。

 明日は、このポータブルブランドをいかにして高めるか?
 という話です。ご期待ください。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■商品が氾濫しすぎ、どれを選べばいいのか分からなくなった    今、ブランドを確立することはますます重要になってきて    いる。   ■企業だけの話ではなく、個人においてもまたしかり。    極論すると、なぜ年収に大きな差ができるのかといえば、    ブランドのあるなしが一因だ。   ■どこへ行っても人から認知される、ポータブルスキルならぬ    ポータブルブランドを構築したい。

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