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0998号 東京-大阪間、のぞみと高速バスとどちらが得か?有益なムダづかいが自分の時間単価を引き上げる


■お金で時間を買うことは、いくばくかの時間を生み出すという
 短期的な目的もありますが、

 さらに、

 【 時間に対する考え方を改めるための強制的な再教育 】

 という長期目的もあります。


■自分に時間の大切さを分からせるためにも、ときどきでいいから、
 サイフの許す範囲内で「お金で時間を買い取る行動」をとっていく
 ことが重要です。

 昨日はそのような話をいたしました。


■たとえば東京から大阪へ向かうとき、

 「のぞみ」に乗れば2時間半で到着し、料金は14,000円です。

 それに対して高速バスなら約8時間半かかりますが、
 交通費は8,600円ですみます。


■その差、6時間。

 バスに乗れば時間当たり900円得をしている計算になりますが、
 これはむしろ900円で時間を切り売りしているというべき行為。


■近視眼的にみると得をした気がするのですが、
 この900円のお金を惜しまなければ、

 浮いた時間で本を読んだり、人と会ったり、セミナーに出たり、
 企画を立てる、整理整頓、掃除をするといった、
 より価値の高い行動ができたはずです。


■また、新幹線に乗った場合とバスを利用した場合とでは、
 降りたあとの疲労度も変わってきます。

 ということは、バスを使うか新幹線を使うかで、1日の行動全体に
 波及してくる。

 より広い視野で見たとき、移動のために出費を惜しまないことが
 実際にかかっているコスト以上の付加価値を生み出すことに
 お気づきになるでしょう。


■こうした投資を繰り返していますと、昨日申し上げたとおり、

 自分が所有している時間がいかに貴重なものであるかを
 思い知らされるようになってきます。

 それまでは粗雑に扱っていた自分の時間価値を再認識する
 ことによって、

 移動時間のみならず、日ごろの生産性が向上してくるのです。


■わたしであれば、1ヵ月にタクシー代として20万円とか30万円を
 使ったといっても、それで1日に生み出すことができる時間は
 せいぜい1時間くらいのものです。

 電車に乗れば160円で済むところを、
 切符を買ったり階段を登ったり降りたり、電車を待つ時間がイヤで、

 10分の時間を買い取るためにタクシーに2000円払ったりすることも
 あります。

 しかしそうすることによって、事務所にいるときの10分も、
 2000円の価値があることを思い出さないわけにいかないのです。


■毎月、数十万円のタクシー代は、もちろん痛い出費です。

 それでも、痛みを伴いながらそれだけのお金を投下することに
 よって時間の重要性を認識させられるのです。


 「もっと密度の濃い過ごし方ができないか」

 「より集中して仕事ができないか」


 そんな質問が、おのずと脳の中で反芻(はんすう)されます。


■自分の時間単価を強制的にでも上げてしまう。

 そうすると、その単価以上のパフォーマンスを生み出さなければ
 ならないわけで、プラスの意味でプレッシャーになります。


■その結果として、昇進して所得も増え、ひんぱんにタクシーが
 使えるようになるのかもしれませんし、

 部下やアシスタントを増やし、自分の仕事を切り分けて代わりに
 実行してもらえる。

 そんな立場に、より早く到達できるのではないでしょうか。


■そうしたら、さらにまた自分の時間単価を上昇させるべく、
 時間をお金で買う頻度を上げていく。
 また投資額も増やしていきます。


■たとえばグリーン車に乗る。

 海外に行くときはビジネスクラスにする。

 あるいはファーストクラスに座る。

 そうすることで「自分の時間単価はこれだけ高いのだ」と自分に
 知らせてあげる。

 痛みを伴いながらでもそのようにしていく。

 一見、ムダづかいのように見えるかもしれません。

 しかし逆説的ですが、そのムダづかいこそパフォーマンス向上
 のカギなのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■自分の時間単価を強制的にでも上げてしまおう。   ■それにはまず移動時間に高い金銭を投資してみるのだ。    1時間、10分という時間がいかに高額なものであるか    数字で知ることができる。   ■1分1秒を大切にする感覚はこうでもしないと身につか    ないし、またこの自己教育こそお金で時間を買うことの    真の目的でもある。

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