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0989号 赤ちゃんは感覚で二足歩行を習得し、ビジネスパーソンは言語化能力でスキルを修得する


■中学・高校と、私は擬声語、擬態語の多い人間として有名でした。

 ワーとかギャーとか、バシッ! ガシッ!
 ボカン、ドッカン、バリバリ、ガッシャン、

 キラキラ、ピカピカ、カチカチ、ニコニコ、
 ウキウキ、シクシク、プンプン

 などなど。

 ウリィィィィィィィ!、とか、ひでぶ、あべし、なんてのも
 そうですか!?(笑)


■ようするに言語能力が著しく劣っていた、ということ
 なんでしょうけれども。。

 今は、少しは改善できていることを信じたい限りです。


■まあ、私の過去のことなんかどうでもいいんですが、

 ビジネスで結果を出している人は、あいまい言葉、抽象的な言葉は
 使わないもの。

 これは多くの方々を拝見していて分かったことです。

 さまざまな「デキる人」達を見ていると言語化能力が非常に高い人
 が多い、と知らされてきたのです。


■結果が出せなかったのが出せるようになっていくプロセスは、
 赤ちゃんが歩けるようになる過程と同じです。

 赤ちゃんは、最初は寝たきりで、せいぜい手足を動かすことしか
 できません。

 それがそのうち寝返りを打つようになり、
 やがてハイハイを始め、立ち上がり、

 転びながらでも最終的には歩くようになります。


■そこには数千回、数万回の試行錯誤があるわけですが、

 そのとき赤ちゃんは言語能力がないため、経験則で二足歩行を
 身に付けていきます。


■ところでこの二足歩行というもの、非常に難しいそうですね。

 人工知能を積んだコンピュータにやらせると一筋縄では
 いかないらしい。

 ホンダが開発した「アシモ」が世界初の二足歩行ロボットと
 なったのはまだ記憶に新たしいところでしょう。

 それを赤ん坊は感覚で身につけてしまいます。

 「こうするとうまくいく」とか、「こうしたら失敗する」とか
 転んで痛い思いをしながら、
 多くの微調整を繰り返して二足歩行を覚えます。


■私たちもビジネスの世界に携わっていると、いろいろ痛い思いを
 することがあります。

 そのとき、何度も同じミスを繰り返してしまう人もあれば、
 一度おかしたミスは二度と再現させない人もいます。

 この差はいったい何なのだろう?とずっと考えていたのですが、

 ひとつには「言語化能力」の差ではないか、と最近わかってきたのです。


■痛い目にあってもうまく言語化できない人は、失敗の原因を分析せずに
 流してしまうため、なかなか直りません。

 高い言語化能力を持った人は、起きた現象を正確に分析し、言語レベルに
 落としこむことによって確実に再現性を封じます。

 そして同じ場面でそれを2回、3回、5回と当てはめているうちに
 だんだん体に定着してきます。


■言語化できない人は何回やっても「なんかおかしいなぁ?」という
 皮膚感覚でしか捕捉(ほそく)しません。

 せっかく考える頭脳がありながら、皮膚感覚にたよるのは
 万物の霊長としてまことに口惜しいというか、もったいない話です。


■成功したときもそうですが、特に失敗したときはその原因を
 常に「言葉で解釈できるレベル」にまで落としていく。

 これを繰り返すことで自分の修正点・改善点が明確になって、
 より成長が早まる。

 私はこのことを多くの人から学んできました。


■具体的には、「日誌を書く」のは非常にいい習慣だと思います。

 私も「平成・進化論。」を日誌がわりに書いていますし、
 このメルマガを書く前からも文章を書く習慣がありました。

 文章を書くことによって確実に自分の改善すべき点を把握し、

 100%対応できるとは限らないにしても、明らかに改善する力が
 ついてきたことを感じています。


■優秀なビジネスパーソンは言語化能力が高い。

 では言語化能力を高めるにはどうするか、ということですが、

 それにはやはりできるだけたくさん本を読む。
 そして日常の中で感じたことをできるかぎり言葉に落としていく。

 この繰り返しで言語化能力は大きくアップし、

 それに比例してビジネスの結果も飛躍していくことでしょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■失敗を繰り返して「なんかヘンだな」と思っているだけでは    弱点を克服することはできない。   ■つまずきの原因を言語レベルに落とすことで初めて把握でき、    その的確な対処がとれるようになる。   ■優秀なビジネスパーソンはこの「言語化能力」が高い。    本を読み、日誌をつけるなりして言語化能力を磨いていこう。

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