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0980号 遅れたマラソンランナーがトップ集団に追いつけるのはギアを入れ替える判断を誤らないからだ


■1日、手帳に何のスケジュールも入っていないと、

 「あれもできる! これもできる!」

 と思ってうれしくなってきますよね。(わたしはそうです)


■ところが、そんな日に限って、一日が終わったときに、


 「あれっ! もうこんな時間? 1日なにやってたんだろう...」


 そんな自身に対する怒りとも後悔ともつかない感情に
 さいなまされる結果になってしまったことはありませんか。
 (わたしはあります)


■人間、スケジュールが入っていないと時間に対する感覚が
 にぶっていくようです。

 いくらでもダラダラ過ごせるという安心感から、時間に対する
 ありがたみが失われてしまうのでしょう。


■勤勉なみなさまにはご経験のないことかもしれませんが、

 私は中学生のころなど、休日といえば何をするともなく
 ぶらぶらしておりました。

 いま思うと、まったくムダに時間を使っていたと思います。

 あのときに本の1冊も読めばよかった、
 映画の1本もみておけばよかったと悔やまれるのですが、
 覆水盆に返らずで、どうにもなりません。


■いま私は毎日、出来る限り数多くの方とお会いさせてもらえるよう、
 スケジュールをぎりぎりまで調整し、

 毎日やるべきこととしてリストアップしている内容もどんどん
 追加することで、気がつくと膨大な量になってきております。

 恒常的なオーバーフロー状態ですが、それでも手綱を緩める
 つもりはありません。


■納期が決められている仕事や、人との待ち合わせ時間があったり、
 毎日のメールマガジンの配信もあり、

 また自らに課している読書量など、自分との約束ごとがあったりと、

 自らを限界の状況下に置いて、綱渡りに挑戦しているようなものです。

 あるいは1度にたくさんのお手玉を回したりしているような。


■ですので気を抜いた瞬間、お手玉を落としたり、綱から落ちたり
 してしまいます。

 たまに、(といいますか、しょっちゅう)綱から落ちて、あるいは
 お手玉を周囲にばらまいたりして、あちらこちらにご迷惑を
 おかけしているのですが...。


■ところがそのような生活が功を奏して(?)、
 だんだんと仕事における時間の単位が変わってきました。

 1件の仕事に対して当てていく時間が1日単位だったものが、

 1日から半日へ、
 半日から1時間へ、

 1時間から30分、30分から10分、

 10分から5分、5分から2分、2分から1分へと、

 そして大げさでなく秒単位の時間の使い方まで意識するように
 なってきたのです。

 今ではもう、何をするでもなく1時間、あるいは10分といった
 時間でさえ、ボーッと過ごすといった時間の使い方は
 考えられません。


■昔、無為(むい)に流してしまった時間を取り返す方法が
 あるとすれば、今日、この瞬間から時間の使い方を変えること。

 これしか方法はありません。


■ただちに時間の使い方を見直し、より効率的に、効果的に
 1時間、1分を使えるようになれば、

 ちょうどマラソンではるか後方に遅れていたランナーが
 みるみるスピードを上げ、
 あれよあれよとトップ集団に追いついていくことがあるように、

 いまからでも人生のスピードを上げることは十分に可能です。

 私はそう信じて、これまで走ってきたつもりですし、
 これからもそうしていこうと思っているのです。


■「ゆったりするのも、また人生における1つの価値ではないか」

 と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし勤勉な方には分かられないかもしれませんが、
 私の場合、1日が不完全燃焼のまま、心にくすぶりを残して床に
 就くときのイヤな感じは何ともいえず苦痛なのです。

 そしてもう一つ、忘れてはならないことがあります。


■以前、

 「時給800円で切り売りしているものは、自分の命」

 というお話をしたとき、たいへんな反響をいただきました。

 「ゆったり時間を使っている」ということは、ものごとの一面であって、

 そのように過ごしている背後で、有限な時間が確実に失われているのを
 忘れてはならないのでしょう。


■たまにメルマガで時間の話を書くと、

 「時間の使い方についてもっと詳しく聞きたい」とのご要望が
 たくさん届いております。

 そこでこれから数日にわたって、時間管理術をテーマにお送りして
 いきたいと思います。

 「有限の時間をいかに濃い密度で活用するか?」

 このことを考えるためのヒントにしていただければ幸いです。
 どうぞお楽しみに。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■これまで時間を無為に過ごしてきてしまったとしても、    反省こそすれ、悔やむことはない。   ■遅れていたランナーも、あるとき一気にギアチェンジして    加速に転じることがある。   ■人生のマラソンで残された時間を精一杯走る決意さえあれば    失った時間は今日から取り返せる。   ■そのときカギになるには、「有限の時間をいかに濃い密度で    活用するか」という考えだ。

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