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0975号 職業を道楽化する方法は「勉強」しかない。本多静六「私の財産告白」より


■東大教授にして、一代で巨額の財産を築いた故・本多 静六博士。

 その著書「私の財産告白」はあまりにも有名です。


 【 今日のお勧め本 私の財産告白】


■この本の中で本多博士は「職業の道楽化」という言葉を使って
 おられます。

 186ページに、次のようにあります。


 「富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには
  比(ひ)すべくもない。

  道楽化を言い換えて、芸術化、趣味化、娯楽化、遊戯化、スポーツ化、
  もしくは享楽化等々、それはなんと呼んでもよろしい。

  すべての人が、おのおのその職業、その仕事に、
  全身全力を打ち込んでかかり、

  日々のつとめが面白くてたまらぬというところまでくれば、
  それが立派な職業の道楽化である。

  いわゆる三昧境(ざんまいきょう)である」


■これは非常によく分かります。

 「やらされ感」で仕事をしても、ある程度の水準まではいけるかも
 しれませんが、

 そこから先の、仕事を極めるとか、一芸に秀でるといった領域に
 達することは難しいでしょう。


■「好きこそものの上手なれ」で、24時間、寝食も忘れて没頭できるくらい、
 自分の仕事が「道楽」になっていなければなりません。

 ではどうすれば、そんなふうになれるのか。

 この本の中には、「職業を道楽化する方法はただひとつ、勉強」であると
 断言されています。


■勉強し、その学んだことを仕事に活(い)かせば、
 遅かれ早かれいつか必ず成果となって現れてくるもの。

 そうなれば仕事が趣味となり、道楽となってくるわけで、
 ビジネスパーソンであればやはりその境地を目指したいものです。


■本多博士は続けます。


 「何人も自己の職業、自己の志向を、天職と確信して、
  迷わず、疑わず、一意専心努力するにおいては、
  早晩必ずその仕事に面白味が生まれてくるものである。

  一度その仕事に面白味を生ずることになれば、
  もはやその仕事は苦痛ではなく、負担ではない。

  (中略)

  立派な職業の道楽化に変わってくる」


■イヤイヤ仕事をしても1時間なら、
 仕事をエンジョイしても同じ1時間。

 どうせ同じ時間働くのであれば、楽しく働いたほうがトクに
 決まっています。

 そのほうが時間の使い方としてより有意義ですし、情熱も注げますから、
 おのずと優れた成果を見込むことができます。


■とにもかくにも、


 「勉強によって仕事を面白くできる」。


 これは大学教授でありながら多大な財産を築いた
 本多博士ならではの卓見(たっけん)だったと思いますし、

 同時にそれは古今を問わず、現在でも十分に通用する
 仕事を行う上での知恵であり、ヒントであると感じます。


■本多静六博士のこの本、大変な名著です。

 博士のご高名をよくご存じの方も、そうでない方も
 ぜひお読みになられてはいかがでしょうか。


 【 今日のお勧め本 私の財産告白
 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■イヤイヤ仕事をする1時間も、楽しく仕事をする1時間も、    同じ1時間。楽しまなければ損である。   ■職業を道楽化するには勉強しかないと本多静六博士は言う。   ■学びが仕事に反映されればより精度も上がり結果も出る。    楽しくなってこないはずがない。

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