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0969号 良樹細根(りょうじゅさいこん)を肝に銘じれば縄文杉になれる~陰徳あれば陽報あり


■「良樹細根(りょうじゅ・さいこん)」という言葉があります。

 大きな樹木は、その幹や枝に負けず劣らず、立派な「根っこ」を
 持っている。

 また、そのような木なら必ずいい木になるものだ、という意味です。

 実際、屋久島の「縄文杉」は、樹高25.3メートルに対して
 なんと根っこは43メートルもあるそうですね。


■すばらしい成果をあげている方を拝見すると、
 この「良樹細根」という言葉がピッタリあてはまるケースが非常に
 多いようにお見受けします。

 愚痴ひとつこぼさず、表に出ないところでこそ汗を流している。

 それも、地中だから、見えないからといって一つ一つのことを
 おろそかにせず、
 根っこをより深く、より広く、より多く張りめぐらせようと
 絶え間ない努力をされています。


■「根っこ」にあたるのは、
 小さな心がけ、人への心配りや施し、気づく力、人とのつながりなど
 さまざまあるでしょうが、

 地中へ深く、強く根っこを張りめぐらせる。

 その結果として、与えられる養分も豊富になり、目に見える
 大きな木となって現れ、

 しかもそれを維持することができているのです。


■このことを分かっておられるのでしょう、私の尊敬する方々はみな、
 人が評価するような見える部分には自分からは目を向けず、

 人からは決して知られることのない根っこの部分に注力して
 いらっしゃいます。


■ともすると、目に見えない部分などはどうでもよい、枝ぶりさえ
 立派であればいいと、ついつい思ってしまいがちな私などは、
 そのような方にお会いするたびに恥ずかしくなるのです。

 「大樹のようだ」と評価される骨太のビジネスパーソンになるためには、
 見えないところで根っこを張る努力が必要なのですね。


■淮南子(えなんし)の「人生訓」にいわく、

 「陰徳(いんとく)あれば陽報(ようほう)あり」。

 これは密かに善いことを行なえば、後に善い報いを受けることができる、
 ということですが、

 人の目につかないところで地道に汗を流してこそ大木になれるのだ
 と自らを律し、

 たとえ細くとも根っこを伸ばし、
 そしていつかは縄文杉のごとき立派な根っこを持ちたい。


■見せかけだけ巨木になれたとしても、
 風が吹けば飛ぶような巨木であっては致命的であるのみならず、
 人さまにもご迷惑をかけます。

 そうではなく、たとえ台風がやってきても倒れない。
 それどころか周囲の樹木を守れるように、地中深くに根をおろしたい。

 そのためには堅実に、着実に、地道に良樹を目指していく。

 そのような決意を改めて固めたいと思うのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■大きな樹木は、その幹や枝に負けず劣らず立派な根っこを    持っている。   ■成果を出している人は、他人の目につかないところで絶え間    ない努力をし、その結果として目に見える大木となっている    のだ。   ■目に見える結果は気にせず、堅実に歩みを進めてこそ    周囲に安心感を与えるビジネスパーソンとなれる。

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