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0944号 相手の世界観を理解しようとする心がコミュニケーション能力向上につながる


■以前に、


 【 コミュニケーションの基本は相手を慮(おもんぱか)る心 】


 だと書きました。


■それについて、

 「慮る心とは何なのか、もうちょっと詳しく教えてほしいです」

 というご意見を多数いただきましたので、私なりに感じていることを
 お話ししようと思います。


■わたしたちは、同じ日本という国に暮らしていても、
 その住んでいる世界は一人一人異なります。

 そういう、世界観を異にする相手と円滑に対話をすることが
 コミュニケーションなわけですから、


 【 慮る心とは、相手の世界観を理解しようとする心 】


 といえます。


■たまに、いわゆる「先生」といわれる職業の人で見かけるのが、
 難しい言葉を並べ立て、聞く側(読む側)はポカーーンとしている
 というもの。

 伝えるために話している(書いている)はずなのに、

 「どうだ、私はこんなすごいことを知ってるんだよ」

 と、いつのまにか自慢話に陥っているケースです。
 これは、慮る心があるとはいえません。

 難しいことを難しく話すだけなら誰にでもできます。

 難しい内容を、中学生でも分かるように話す努力をしてこそ
 相手を慮っていることになるのです。


■この「平成・進化論。」も今では15万人の読者さまがおられます。

 上場企業の経営者の方や、著名なコンサルタント、
 ベストセラー作家から、中学生・高校生に至るまで、

 あらゆる属性の読者さまがいらっしゃいます。


■こうなりますと、正直、慮るにもおのずから限度というものが
 ありまして、

 「読者さまを慮って配信しよう」

 と思っても、Aという世界の人を意識して情報発信すると、
 Bという世界に住んでいる方々にはいまひとつ通じにくかったり、

 そこでBの方々を意識してメッセージを送ると、
 今度はCの世界の人には伝わらなかったり。

 かといってCの世界の方を慮ると、Aの人には難解な話に
 なってしまったりします。。

 それでもやはり、原則は、すべての読者様に理解していただくために、
 言葉は私なりに吟味を重ねているつもりなのです。(これでも)


■相手に応じて変幻自在に話題を変えることができるのが
 コミュニケーションのプロフェッショナル。

 コンサルタント、アーティスト、
 大学教授、医師、プロスポーツ選手、などなど、
 世の中にはいろんな人がいますが、

 理想は、話す内容は同じでも、そういった相手に合わせて
 適切な比喩表現や修辞を使っていく。

 あるいは話題にあげる人の名前や、本の名前をコントロールするとかも
 その中に入るかもしれません。

 それが、「慮る心」ではないでしょうか。


■まずは、そもそも慮る心が必要であることを知る。

 そして、そのためにはいわゆる「教養」を増やさなければならないと
 知るべきです。


■相手の世界観と完全に一致させるところまではいかなくとも、
 近しいところに擬似的にでも接近しなければコミュニケーションは
 図れません。


 「自分の職業では、このこと以外は知る必要がない」

 「興味がないことには無関心でよい」


 そういう考えではやはり、多くの人とコミュニケーションを図る
 ことはできないですし、
 自分自身を非常に狭い世界の中で閉じ込めてしまうことにもなります。


■はるか昔のことですが、実は私、昔は政治家を志していました。
 (今はまるっきり思ってませんが 笑)

 そのときに、政治家の伝記や評論を読んで、あるいは実際の演説を
 見に行ったりして、

 政治家の話し方やメッセージの発信のしかたは非常にうまいなあ、
 と思ったものです。


■というのは、いろんな職業や立場の人に応じて、慮る心があるのです。
 街頭に立つときは、そういう人たちに合わせた話をちゃんとしている。

 そういったさまざまな事例を知り、(すべては見習わなくても!?)
 こういうところは見習わなければ!と奮い立ったことがあります。


■身につければ、とても強力な能力ですから使い方には気をつけなければ
 なりませんが、

 相手を慮る心はコミュニケーションをとるうえでの大前提となる
 もの。

 今日と明日で、改めてそのことお伝えできればと思います。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■コミュニケーションにおいて必要な「相手を慮る心」とは、    「相手の世界観を理解しようとする心」。   ■住んでいる世界は一人一人異なるもの。自分が「いい話だ」    と思ってしゃべっていることが、相手にそのまま伝わるとは    限らない。   ■自分の関心事以外のことでも積極的に学び、教養を身につけ    ればより多くの世界の住人と対話ができるようになる。

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