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0941号 メガヒットを飛ばすための重要ポイントは「最初の質問」。「ドラゴン桜」三田紀房さんのセミナーを終えて(2)


■先日、「ドラゴン桜」の作者・三田紀房さんと、
 それをプロデュースされた編集者、佐渡島庸平さんをお招きしての
 セミナーを開催させていただきましたが、

 そこで得た学びを昨日からみなさんと共有させていただきます。


■メディアにどのように露出していったのか、
 といった、さまざまなプロデュースの仕方ですとか、

 読者をひきつけるために計算されたストーリー構成など、

 「ドラゴン桜」メガヒットの背景から、いろいろな勝利の方程式が
 浮き彫りになる貴重なセミナーでした。


■そんな、さまざまな勝利の方程式の複合的要素が
 「ドラゴン桜」の勝因だとおもいますが、

 なかでもとりわけ「これは重要だ」とわたし個人が考えましたのは、

 三田さんたちが最初に


 「どうしたらこのマンガがヒットするか?」


 を徹底的に考えた、ということでした。


■一般的に、マンガを売っていこうとするときは、

 まずマンガを購買する人たちの層というものが厳然として
 存在するので、その中のどれだけの人に読者になってもらおうか?

 と発想するそうです。


■ところが「ドラゴン桜」の場合は、今までマンガを読まなかった
 層の人たち、

 (「平成・進化論。」の読者さまにもそのような方が多く
  いらっしゃると思いますが)

 そういった、マンガを読まない、まして買いもしないような人たちを
 多く取り込む方法について、編集の佐渡島さんと二人三脚で考えて
 いったのだそうです。


■その結果、なんと初期の読者の6割が、通常マンガを買わない、
 お子さんをお持ちの30代の主婦層だったとのこと。

 そこから口コミで広がっていて、ついにドラマ化。

 これがメガトン級の破壊力で、一気にブームに。

 そして今では、小学生や中学生も「ドラゴン桜」のコミックスを
 買っているそうです。
 (ドラゴン桜は、東大入試のマンガですよ)


■このような話は、

 「ふーん、そうなのか」

 と感心して終わり、という聞き方もできるでしょうが、

 これを、今あなたが扱っておられる商品やサービスを売ることに
 当てはめて考えてみられてはいかがでしょうか?


■ふつうは、今までの常識のワクの中で、

 「どれだけのマーケットシェアがとれるか?」

 という質問を自分に投げかけ、
 限られた市場で争うのが一般的なケース。

 しかし「ドラゴン桜」はそうではありませんでした。


■わたしは、三田さんのこのお話をお聞きして、

 ドラゴン桜のヒットにはさまざまな要因があったのでしょうが、
 なかでもとりわけ大きかった要因のひとつは

 「最初に投げかける質問」

 にあったのではないか、と思ったのです。


■すなわち、

 「既存の市場の外の人たちをどうやって取り込むことができるか?」

 という質問を投げかけた。

 これに尽きるのではないかと。

 最初に投げかけたこの質問によって、
 ふだんマンガを買わない人にまで、実際にマンガを届けることができ、
 ひいてはそれが、メガヒットにつながっていったのでしょう。


■「自社のマーケットでシェアを拡大!」と通常通りの発想をする、

 「こんなニッチな市場では、どうにもこうにも」と嘆く、


 より、あなたのその自慢の商品を、今までリーチさせるのを考えた
 こともなかったような、一般のより広い世界に向けて売るためには
 どうしたら良いか?

 と考えてみられてはいかがでしょうか。

 (このことについては、三田さんのお話の後の、パネルディスカッションの
 ときにも編集の佐渡島さんがさらに詳しく話をされましたが)


■これでセミナーから得た学びについては筆をおきたいとおもいますが、

 本当は、このような気付きを数十個はいただきました。
 でもさすがに全部の内容をトレースするわけにもいきません。

 とはいえ、得た気づきについてまったくしゃべらないのもツラい
 ものなので、この2日間でごく一部だけお伝えさせていただきました。
 (三田さん、佐渡島さん、ごめんなさい 笑)

 セミナーの内容、チラ見せはこれにて終了。


■やはり、結果を出されている(そして普段、接することのないジャンルの)
 方のお話は面白く、勉強になりますね。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■一般的に、何か商品なりサービスを売ろうと思ったときは、    「この商品(サービス)ならどんな人たちが買うか」と    考える。   ■それは狭い市場の覇権をめぐった戦いを意味する。   ■そんな激しいシェア争いをするよりも、    「通常リーチ不可能な購買層をどう取り込むか?」と考えて    みてはどうだろう。   ■最初に自分に投げかける質問で、ビジネスの結果は全く    変わったものになってくる。

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