毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

0917号 耐震偽装問題でも知名度は上がる。上げるべきはブランド価値


■「名前が知れわたることが重要だ」

 昨日までの内容を読んでこられた方は、そうおもわれること
 でしょう。

 ただ、ご注意いただきたいことがあります。

 有名になるといっても、「知名度とブランドは異なる」ということです。


■あなたは短期間で知名度を上げたいのでしょうか。
 それとも長期にわたって繁栄をつづけたいでしょうか。

 知名度とブランドは、まったく異なるものです。

 知名度は、メディアに多く露出することによって、上げようと思えば
 容易に上げることができます。

 ところが、「知名度が高い」とは、かならずしもよい印象をともなう
 とは限らないのが怖いところ。


■たとえば耐震偽装問題で取りざたされている建築士や、会社の名前は
 日本中に知れ渡っています。

 これも、知名度があるという状態にほかなりません。

 これに対し、ブランドは「信頼のあかし」。
 知名度とは似て非なるものです。


■有名になればそれでよいのかというと、そうではありません。

 名前が知れ渡るということは、それだけあなたを知った人たちからの
 期待度は高まっているということ。

 その期待に見合う価値提供ができなければ、知名度が上がっているぶん
 かえってマイナスとなります。


■信頼性が5ポイント、知名度1ポイントでかけ算した場合、
 5ポイントの結果が得られます。

 これが、信頼マイナス1の状態で知名度が100もあると、
 マイナス100の結果が引き起こってしまいます。


   【 満足度×知名度=ブランド 】


 この方程式をおぼえておかなければなりません。


■この式にあてはめたとき出力された結果がプラスであるとき
 はじめてブランドとなるのです。

 よい商品・サービスが提供できる基盤があり、
 そのうえで世の中で注目を浴びるようになれば、

 世間からの期待値に対応できる限りにおいてはブランド価値は
 上がります。


■これが逆に対応できなくなり、ある段階から信頼がマイナスに傾くと、
 ブランド価値もまた棄損(きそん)され、マイナスへと転じなければ
 なりません。

 あるいは、そもそも提供できるものを何も持たないのに、
 名前だけ知られればいいように思って、どんどん露出していくと、

 結果的に回復不能なほどブランド価値を失墜させてしまうことだって
 往々にしてあるのです。


■高い知名度は短期的にビジネスを成立させることを可能にしますが、
 ブランドを意識しなければ長期にわたって繁栄することはできません。

 短期と長期、両方をにらみ、知名度とブランドの双方に気を配りつつ、
 あなたの会社を舵取りをしていく必要があります。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■知名度とブランドは、まったく異なる。   ■知名度が高い状態とは、たんに有名になった状態。よい名前    でも悪い名前でも関係がない。   ■それに対し、高いブランドは信頼のあかし。   ■高い知名度は短期利益を生むことがあるが、長期繁栄を    のぞむならブランド価値の創造にも気をくばるべき。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。