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0914号 名刀正宗の入手法は、みずから名工になることだ


■昨日、あなたのビジネスの「核」を鍛(きた)えるには
 どれだけ労力をつぎこんでもよいと言いました。

 若いうちに、うまず、たゆまず、ただひたすら核の部分をつくる
 ことに専念する。

 大きなビジネスを生みたいとおもったら、まずそこに注力すべき
 です。


■しかし、こんなご意見もあるかもしれません。

 「若いうちに核を鍛えよといっても、
  わたしはもう、若いとはいえない」

 と。


■そんなことは、絶対にありません。

 なぜなら、

 あなたのこれからの人生の中で、今日という日ほど若い日は
 ないからです。


■なにか事に当たるに際し、遅きに失するということは
 金輪際(こんりんざい)ありません。

 ですから今まで核をきたえてきた人はその調子で
 鍛錬(たんれん)を続ければよろしいですし、

 今まで「核をつくる」という発想をしてこなかった場合で
 あっても、今日から始めればよいだけのこと。


■それで昨日は「雪だるまの核をひたすら固め、鍛えよう」と
 お話ししたのですが、

 この「鍛える」という点をもっと強調するなら、

 銀世界の話をイメージするよりもむしろ、
 灼熱(しゃくねつ)の鍛冶場(かじば)を想像するといいかも
 しれません。


■あなたが、刀鍛冶(かたなかじ)になったところを想像してみて
 ください。

 鉄を溶かすため、鍛冶場の室温はおそろしいほど上昇し、
 じっとしていても汗が玉になってながれてくる。

 そんな蒸しぶろのなか、羽織袴(はおりはかま)に身をつつみ、
 背筋をのばし、居ずまいをただし、

 ひと打ち、またひと打ちに全神経を集中している。


■さて、そうやって鍛えあげた、あなたの刀の切れ味は
 いかがでしょうか?

 できた商品(刀)が本物なら、途方もない高い価格で流通することと
 なります。

 名刀のなかの名刀といわれる一振りは、ときの将軍や有力な大名が、

 「一国と引きかえに、その一刀を」

 と申し出るほどになるのです。


■見る人が見れば、その刀は、職人がどんな態度で作ったものなのか、
 ひとめで見抜いてしまうのでしょう。

 ところが、暑いからといって、ふんどし1枚になって、
 酒をのみ、菓子をくらい、だらだら休みながら叩いたものは、

 同じ材料・工程でつくられた刀であっても、できた製品は
 二束三文のなまくら刀と、「名刀 正宗(まさむね)」ほどの
 違いが生じます。


■「正宗」が、なまくら刀と材料が違うということではないでしょう。

 まして製造ラインが高度なオートメーション化をされていたという
 ことでもありませんね。

 違う点は、ねりあげられた技術と、徹底したこだわり、

 そして本物をつくろうとする気魄(きはく)だけではないでしょうか。


■世に、「銘刀(めいとう)」と呼ばれる刀があります。

 あなたの刀(商品・サービス)には、あなた自身の名前を
 恥じることなく彫れるでしょうか?

 あなたの銘をきざんだ刀が市場で人の目にさらされたとき、

 「もっと魂をこめて打っておけばよかった...」

 と後悔しても、もう手遅れです。


■名刀をつくるのはあたりまえ。

 ピークパフォーマーたらんとする私たちは、名刀からさらに進化した
 「銘刀」をつくりあげることに、心血をそそがねばならないでしょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■同じ鉄のかたまりから、二束三文のなまくら刀にもなれば、    名刀正宗にもなる。   ■どれだけ自分の商品に徹底したこだわりをもち、刀を    鍛えあげるかに尽力した差であろう。   ■すべからく私たちも、自分の強みをとことん鍛え上げ、    自分の業界における名刀正宗にならねばならない。   ■自分の刀(商品)に、恥じることなく銘を刻めるかどうか    つねに考えてみよう。

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