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0773号 円滑なコミュニケーションは同床異夢(どうしょういむ)の認識からはじまる。


■同床異夢(どうしょういむ)という言葉があります。


■ふたりで同じ寝床についても、見る夢はちがうもの。

 ちょうどそれと同じように、たとえいっしょに仕事をしたり
 生活をともにしていても、考えていることは異なるものだ
 ということですが、

 これを巨大なスケールにしたものが人間社会ではないでしょうか。


■同じ地球上に住んでいる、同じ日本に住んでいるといっても、
 それぞれの立場によって見えている世界は百人百様、千差万別です。

 ということは、

 表面上は居住する空間はともにしているように見えても、

 実態はまるで別の世界の住人同士があいさつをしあったり、
 会話をしていると表現してみても、あながち極論ではないのです。


■たとえば、家族がひとつ屋根の下で暮らしているといっても、
 親は親の立場で生きているのであり、子供は子供の立場で
 生きています。

 夫は夫の立場、妻は妻の立場でものごとを考えます。

 だから家族といえども、けっして全員おなじ世界に住んでいる
 わけではありません。


■会社であれば、経営者と従業員で事業への考え方は
 まったく異なるでしょうし、

 上司と部下でもプロジェクトに対する意見は
 食い違いますし、

 同僚の中であっても、仕事にたいする想い、思惑は
 ひとりひとりまるで違ったものを持っているのでは
 ないでしょうか。


■経営者は経営者同士が仲良くなり、

 従業員は従業員同士でつながりがちなのは、けっして偶然では
 ないのです。


■経営者は経営者の世界観を理解することができます。

 会社づとめの時代をへて経営の世界に足を踏み入れた人である
 ならば、

 被雇用者の立場をも理解することができます。


■ところが会社員の立場しか経験していなければ、

 なんの努力もなしに経営者の世界観を慮(おもんぱか)ろうと
 することはきわめて困難、というより不可能でしょう。


 ※仕事上、会社員時代に少なくとも1,000名以上の経営者と会いましたが、
  いつもそのことを痛感していました。


 頭の中で「理屈は知っている」ということ、
 いざその立場にたってみて知らされる心境には大きなへだたりが
 あるのです。


■いま挙げたものはごく一部の例にすぎないのであって、


 同じ屋根の下で暮らしていても、

 同じ事務所で働いていても、

 同じセミナーを受けていても、

 同じホテル・喫茶店で打ち合わせをしていたとしても、


 それぞれが、ひとりひとり違う世界のなかで過ごしている
 のが現実。


■では、そういったことを踏まえた上で、

 「どうすれば他人と円滑なコミュニケーションをはかれる
 だろうか」

 とおもったならば、どうすればよいでしょう。


■それには、まず自分が先方の世界観を理解しようと努力することが
 重要です。


 相手の世界観が分からないままで、コミュニケーションをとろうと
 したところで、「火星人と金星人が話し合いをする」ようなもので、
 絶対に不可能なことですからね。


■では、それには具体的にどんな努力をしたらいいのか
 ということについては、また明日お話しいたします。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■決して日本人同士だからといって同じ世界に住んでいる    わけではない。   ■立場が違えば見える世界、住んでいる世界はおのずと    異なってくるもの。   ■まずそのことを認識し、相手を理解しようと努力することが    真のコミュニケーションの出発点である。

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