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0675号 戦って勝つことは最善の策ではない。


■孫子いわく、

 凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るは之れに次ぐ。

 軍を全うするを上と為し、軍を破るは之れに次ぐ。

 旅を全うするを上と為し、旅を破るは之れに次ぐ。

 卒を全うするを上と為し、卒を破るは之れに次ぐ。

 伍を全うするを上と為し、伍を破るは之れに次ぐ。

 是の故に百戦百勝は、善の善なる者には非ざるなり。
 戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。(謀攻篇)


■以上、いわずとしれた「孫子」からの引用です。

 今日は、ちょっと気取って孫子など引用してみたわけですが、

 100回戦闘をして100回勝つことは最高に優れたことではなく、
 戦わないで敵を屈服させることこそ最高のこと、とここで説かれています。


■孫子が伝えていることの一つ、非常に有名なものに

 「戦わずして勝つこと」

 というのがありますが、その根拠はいま引用した箇所にあるわけです。


■商売においても、

 どこかのマーケットに入っていこうとしたときに、同じ方向で、同じやり方で
 ガチンコで戦ったならば、両方とも消耗してしまいます。


■それでも物量を投下したりなどして仮に、百戦百勝したとしても、
 それは最上の策ではないのではないか。

 そんなことが記されているのです。


■それよりも、今のマーケットとは全く違う切り口で、
 戦わずしてそのマーケットからお客さまや利益をいただいてくる。

 その方法を考えるのが最善手であると、私も孫子の兵法に基づいて
 いつも自分の事業展開を考えています。


■最初から戦いの発生しないマーケットで戦うほうが圧倒的にラクなのです。

 わざわざ激戦区にいって陣を構えるのは、自ら苦しみを招きよせるような
 もの。

 大略を見誤ると、あとにいくら頑張っても挽回することは困難なのです。


■そもそも「戦う」というのはお互いに不幸なこと。

 それが最善の策にはならないことは当然のことです。


■ではどうすれば実際のビジネスで戦わずして勝つことが可能になるのか、
 詳しくは明日、事例をあげて見ていきたいと思います。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■孫子いわく、百戦百勝は、善の善なる者には非ざるなり。       戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。         ■「戦う」というのはお互いに不幸なこと。              ガチンコで戦う消耗戦をするよりも、戦わずして勝つ         最善の策を探してみよう。                 

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