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0497号 踊らされてみるという経験も時には必要である。


■店を出そう。

 情報起業をしよう。

 通信販売業を始めよう。

 転職活動を始めよう

 いろんな形で次のステップを踏み出そうとする人がいますが、不思議なこと
 に、その世界のことが何も分からないまま徒手空拳(としゅくうけん)で
 飛び出してしまう人が非常に多いのです。


■例えば、他人の情報商材を買ったこともないのに「情報起業がブームだ」と
 聞いて、その世界に突入してしまう人。

 あるいは「通信販売がもうかる」と聞けば、ろくに通信販売でものを買った
 こともないのに、通信販売業に走る人。

 転職活動の場合でも、とことん多くの企業にあたることもなく、たまたま
 第一発目で縁のあった会社に決めてしまう人。


■買ってみないことには情報商材がいかなるものかを知ることはできません。

 通信販売も買わなければ分かりません。

「わざわざ将来競合他社となる相手にお金を落としてなるものか」

 などというケチな考え方ではなく、そういう会社にお金を落としてモノを
 買うことで、良い点も見えれば、反面教師としなければならない箇所も
 学べてくるのです。

 セミナーも同様です。セミナー運営をしてみたい。でも、人のセミナーには
 一切行かない。これでは不安です。

 転職活動でも数多くの会社に触れなければ、本当に良い会社のかそうでない
 のかを見極めることができません。

 飲食店を開業したい人が他の飲食店を研究しないというのも話にならない
 でしょう。


■本気で商売をしたいなら、そうやってわざと踊らされてみることが、実は
 重要なことなのです。


■転職の際にも、面接をすることによって、求人しているその企業に合わせる
 ような形をとって二人三脚でタンゴを踊ってみる。


■実は、私は会社員時代に転職経験がありますが、転職活動中に

 【意図的に】【狙って】【積極的に】

 訪問した会社というのは、

 「小人数で運営されていてメチャクチャ儲かっている会社」です。


■まず、そういう人たちが好んで面接をしてくれそうなレジュメを書きます。
 これはセルフプロデュースの一環なので、それに合わせたレジュメが必要
 です。

 そしていろんな会社に行って、いろんな社長や経営陣の方と話をしました。


■小人数で利益率の高い優良企業の社長というのは、えてして忙しく、取引
 でもなければなかなか普段会うことのできない人たちです。

 それでも(実際はどうかはともかくとして)そこの会社で役立つ力があると
 見ていただくことができれば会ってくれます。


■ただ訪問した会社というのはすべて、本当に採用され、条件要望等が
 あえば、実際そこで働いてもいいかな、と思えるところばかりです。

 たんにリサーチのために行ってもそういうことは見透かされますから、
 やめた方がいいでしょう。


■そういう気持ちを持った上で、先方のフィールドに入っていけるような
 体制を整え、勉強になると思った会社を何十社も回って面接を受けました。

 そうすることによって、経営者の思想であったり、ビジネスの仕組みという
 ものが吸収できてきます。


■そのときに、

 「ははぁ、儲かってる会社はこういう仕組みで会社を運営しているから
 激しく儲かっているんだな。これがビジネスモデルというものか」

 「経営者の考え方こそが利益の大半を生み出すものである」

 「経営者たるもの、自分の事業に決意と覚悟を持って、先陣を切って
  実践に当たらねばならない」

 などなど、

 ということを日々感じたものでした。
 (実はこのときの経験が現在、自分の会社の経営に一番役に立っている
 かもしれません)


■そう。

 面接という形で踊らされる格好をしながら、実は、自分から積極的に
 踊っていたのです。


■要は、情報商材でもセミナーでも、通販でも転職活動でもなんでもそう
 ですが、本気である世界で戦おうと思っているのであれば、一度その世界
 にどっぷりつかってみることが非常に重要だということ。

 もちろん、その中には無駄撃ちもたくさんあるでしょう。時間的にも金銭的
 にも、損失を出すことがあるでしょう。

 しかしそれは無駄であって無駄でないのです。


■大抵の人は、踊らされるのがいやだから、

 「人の情報商材にお金を出すのはばかばかしい」とか、
 「どうして将来競合になる相手の商品を買わなければならないのか」とか、
 「転職活動なんて数多く行っても面倒臭いだけだから一発で決めてしまえ」

 と思ってしまう。

 しかし、踊らされることなしに最初からイニシアティブをとろうとする
 から、うまくステップを踏むことができないのです。


■郷に入りては郷に従えで、そのしきたりの中で動かされ、踊らされてみる。
 そうすることで見えてくることというのがあります。

 そして見えてきた仕組みの中で、自分の勝てる立ち位置というものを
 見つけることが出来てくるのでしょう。


■たとえだまされても、失敗しても、おカネをドブに捨ててしまったとしても、
 長い目でみればそれは必要経費です。

 踊らされながら踊ることによって本質が見えてきます。


■ただ、一生涯踊らされ続けることだけはくれぐれもやめましょうね。

 踊るために踊らされてみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■新しいことを始めようとするなら一度その世界にどっぷり    つかることが必要。   ■一見、相手に踊らされるようなかたちをとることになるのは    やむを得ないこと。その中、自分でも積極的に踊ること。   ■そうしているうちに学ぶべきことが学べてくるのであるから    ケチな考え方は捨てて投資を惜しむべきではなかろう。

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