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0455号 雇われているのではない。能力を売っているという自覚が必要だ。


■企業と個人は、対等な関係でなければならないと思っています。


■対等な関係といいますのは、権利と義務が拮抗しているということです。

 お金が毎月毎月入っていくというのは、会社員の権利。

 しかしこの権利の裏には、当然義務というものがあります。


■その義務というものは、能力を提供するという義務。

 会社側は何も期待せずにあなたにお金を与えているのではありません。
 払ったお金に見合う、あるいはそれ以上の結果を残してくれることを
 期待してお金を払っているわけです。


■たまたま今は、その会社に専属で所属しているという意味合いにおいて、
 会社員という名目でお金をもらっているわけですが、実際のところは1人の
 プロフェッショナルとして、あなたの能力を売っていることになります。


■ここでいう能力というのは、あくまでも結果を出す能力のことです。

 頑張っているとか、勉強しているというのは、これは、能力ではありません。

 いくら頑張っていようが、いくら勉強していようが、結果を残すことが
 できなければ、厳しい言い方をすればビジネスの世界の中では存在価値が
 ないということにならざるを得ません。


■自覚はあるかないかは別として、この「結果を出す能力」をあなたは企業に
 売り、企業はそれに対してしかるべき対価を支払っているのです。


■そういう意味において、雇用者・被雇用者という表現はありますが、
 実際のところは、企業と個人の関係はフィフティー・フィフティーのです。

 ここに、心地よい緊張関係がなければならないのです。


■労働の市場が流動化して、他社に移る障壁が低くなればなるほど流動が加速
 していきます。

 そうすることによって、トップクラスのビジネスパーソンの奪い合いという
 ものが起きてきます。

 現に今もトップクラスのビジネスパーソン、あるいはそれに続く層の
 ビジネスパーソンにおいては実際に起きていることですし、これから
 その傾向というものはますます強まっていくことはまず間違いない
 でしょう。


■そうなったときに、会社という箱に守ってもらっているという考え方では
 なく、(「平成・進化論。」の読者にはそんな人はいないと思いますが)

 たまたま今はこの会社に自分の能力を売っているんだ、という自覚が必要に
 なってきます。


■より自分を高く評価してくれるところがあれば、

 より自分が働きやすい環境を用意してくれるのであれば、

 より自分の能力を高く買ってくれるところがあれば、

 (実際は行動に移すかどうかはともかくとしても)いつでもそこに移れる
 態勢は整えておいてしかるべきです。


■また会社もそのことを前提として優秀な人を雇用し、また継続して働き続け
 てもらうに足る環境や処遇を提供していかなければならないのも当然の
 こととなるでしょう。


■労使ともにそのような緊張感があってこそ、それは厳しい世界かもしれま
 せんが、個人にとっては能力が正当に評価されることになるのです。


■急速にそのような世の中に変化してきた昨今の状況を見るに、やる気
 と能力がある人にとっては、非常にやりがいのある社会構造が形に
 なって表れてきたといえるのではないでしょうか。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■企業と個人は、対等な関係でなければならない。   ■個人は結果を出す能力を売り、企業はその能力を買っている    という関係である。   ■雇用者・被雇用者という表現はあれど、双方にその自覚が    必要だ。   ■それは厳しい世界かもしれないが、能力が適正に評価され    真に平等にチャンスが回ってくる社会構造なのである。

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