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0448号 最悪のシナリオを描いて、最善の行動をせよ。

■いま本屋さんに行くと、「年収300万円時代をどう生き残るか」といった
 本がたくさん出ています。


■遅かれ早かれ年収300万と、年収3000万と、年収3億という層に分かれて
 きます。

 どの層が良く、どの層が悪いかとか、そういう階層化が進むことの是非は
 ともかくとして、それが現実となりつつあります。

 ことによるとその300万円にさえ満たない人が出てくるかもしれません。


■自分の身の回りにあるものだけを見ていたら、遠い未来のことは分かりま
 せんし、考えなければ考えないでも、生きていくことはできます。

 しかしそれでは、実は「アリとキリギリス」のキリギリスを笑うことは
 できないのです。


■キリギリスは、未来を読むことができていませんでした。そして、今さえ
 楽しければそれでいいと思って遊んでいたのです。

 キリギリスは、やがて冬がやってくるということを知らなかったのです。


■一方のアリは、冬が来るということを認識していたのかどうかは
 分かりませんし、知りませんが、そういう最悪の事態を想定して、日も
 暖かい春のころから着実に準備を怠らなかったのです。


■ミクロの視点にとらわれてはいけません。

 長い目でみると、最高のリスクヘッジというものは、

 【最悪の事態を想定して、最善の行動を起こすこと】

 です。


■では最悪の事態とはどういうことでしょうか。

 別にこれは、やみくもに危機感をあおるわけではありませんが、現に日本は
 国や地方を合わせた全体の負債がGDP比率で100%を超えています。

 そんな国家は先進国の中で日本とイタリアだけであり、今後日本はイタリア
 を抜いて主要国中最悪である、と。


■そういう、目にしようと思わなければ目にしなくてすむけれども、知れば
 極めて危ない指標というものは他にも注意してみれば、いくつもいくつも
 出てくるのです。


■日本国が、これから先もずっと今と同じであり続ける保証はどこにもあり
 ませんし、5年先か10年先か、20年先か30年先か分かりませんが、国家が
 破たんしているかもしれません。

 その可能性は極小、ほぼゼロ、と捨象しきれるほど、小さくはなく現実に
 起こりうることとして万端の準備を整えておかねばならないと、個人的には
 おもっています。


■最悪のシナリオに対して、今から準備をしておいて、そんな未来が
 来なかったらそれはそれで、ハッピーではありませんか。


■ところが万一、その最悪のシナリオが実現してしまったとき、運を天に
 任せてしまって良いのでしょうか。

 自分の人生です。自分の生活です。自分の家族です。


■自分が守らなければ、誰が守るというのでしょう。果たして国家は
 そのとき守ってくれるでしょうか。自治体が守ってくれるでしょうか。
 政治家は守ってくれるか?

 自助努力、自己防衛しかありません。


■長い世界の歴史をひもとき、振り返ってみても、こんなに恵まれた時代が
 60年も続いた国家など極めて稀有な例。

 その時代に生きていると、その時代のことしか見えませんが、ミクロの視点
 ではなくマクロの視点で見たときに、そんないい時代がいつまでも続くと
 思っていてはいけないのです。続く方がおかしいとさえ言えるでしょう。

 やがて近いうちに冬の時代、いえ、冬の時代どころか氷河期が来るのかも
 知れません。


■氷河期が来たときに、あわてふためいても手遅れです。

 今から、シェルターを確保しなければなりません。食糧を貯蔵しなければ
 なりません。燃料を補給しなければなりません。


■冬の時代がやってきてもサバイバルできる知恵を身につけなければなりま
 せん。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■最高のリスクヘッジとは、最悪の事態を想定して最善の行動    を起こすこと。   ■マクロの視点で未来を予測し、最悪のシナリオに対応できる    状態にしておかなければ、キリギリスを笑えない。   ■それで予測が外れたらラッキーと喜べるが、的中してしまっ    たときにどうしようもない。   ■氷河期が来てもサバイバルできる知恵を身に付けよ。

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