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0365号 自分の周囲の人や出来事を肯定的に捉えるか、否定的に捉えるか。


■人間というのは、つくづく自惚れ強い存在であると思わずにおれません。


■自分の発する言葉を自分で聞いてみて、あるいは自己の内面をぐるぐると
 回っている言語を取り出してきて、客観的に分析してみることが多いです。

 すると大した事を成し遂げたわけでもないのに「自惚れているなぁ」と反省
 させられることがしばしばあることに気付くのです。


■でも、自惚れの頂点が地獄の始まり、で自惚れが過ぎると進化が止まって
 しまうという恐れがあります。

 過去の歴史をひもとけば、そういうのは枚挙に暇がないですよね。


■自惚れは、どんな人にとってもよほど自戒しなければ、知らず知らずに
 侵食してくるものなのでしょう。

 それが何十年も続くと、ワンマン、裸の王様になってしまうものなのかも
 しれません。


■自惚れる価(あたい)のない時代から、そういうことは肝に銘じておかな
 ければなりませんね。


■人間というのは悲しい生き物で、

 彼はここがよくない、とか、彼女にはここが足りない、とか、

 自分が上に立って、他者を否定するときは気持ちいいんですよね。
 みんながみんな、そうなのかどうかは分かりませんけれども。

 (でも正直いうと、私にはそういう感情があることを否定いたしません)


■どんな人にも自惚れの感情はあり、その自惚れの感情をもって、自分
 が優越感に浸ろうとしたり、自分の存在証明にしようとしたりする心が
 必ずあるのだと思います。


■でもその心が顕在化したときが、自分の進化にとってもっとも危険なとき
 なのです。


■勿論、私もそんな人間ですから、偽善者ぶってそういうのはいけませんよ、
 なんて成人君子を気取っていうつもりはありません。

 道徳の授業でもありませんし。

 私もそういうのは悪いこととはわかっていたとしても、内的にも外的にも、
 ついつい表してしまったりすることがあったりします。


■道徳論で正論を言うのは簡単ですが、今回はあえて、純粋に経済活動として、
 あるいはビジネスパーソンとして、「そういう行為は得なの?損なの?」
 についてフォーカスして考えてみたいと思います。

 そして自らを戒める材料とするということで。


■結論からいうと、自らのつまらぬ自尊心を維持するために、ことさらに
 他者に対して否定的な表現をとることにより、既にその段階で学びが
 とまってしまうと思われます。


■しかもこれが恐ろしいのは、否定的な物事の捉え方をしていると、
 最初は各事象、各出来事についての否定的な見解をしていても、やがては
 その思考のパターンが自分の人格に固着してしまい、どんなものを見ても
 否定的な物事の見え方しか出来なくなる、ということ。


■なにを見ても、何を聞いても、否定する言葉しか発することができなくなる。

 これがもっとも恐ろしく、注意しなければならない点だと思います。


■こういうのは習慣が生み出す心の世界ですから、一度このような状態に
 なったら抜け出すのはよほどのことがない限り困難でしょう。

 これは心の問題だから、一度そのスタイルが定着すると、それを改革する
 というのはかなりの困難が伴うことになるのでしょう。


■あなたの周りにもひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。
 見ること聞くこと、すべてに否定的な見解をぶつけてしまう人。

 ご本人も悪気があっていっているわけでは全くないし、実態として
 ご本人自体はいたってよい人だったりもするんですが、非常に見えないところ
 で大きな損失を受けている人、と言わざるをえないかもしれません。


■いや、偉そうなことをいうつもりはなくて、私自身がひょっとすると
 そんな人間なのかもしれません。

 所詮、主観というフィルターを通ってしまいますから、自分のことは自分で
 冷静に判断できないわけなので。

 だからこそ、なおのこと、注意深く自分の内面を見つめ、あるいは師匠、
 友人、知人からの意見には謙虚にならなければならないんですよね。


■こういうことを考えると、できる限り他者を肯定し、周りの方々から
 学びを得ていこうとする姿勢と言葉遣いは重要ですね。

 逆に、他者を否定し、常に俺が一番、と考えていると学びはそこで
 ストップしてしまうもののようです。


■継続して、うまく事業を軌道に乗せられている人が、周囲の人に対して
 肯定的に捉える習慣があるのは理由があることに違いありません。

 厳しく自分の心や言動をチェックされているのでしょう。


■どんなジャンルでも一流、超一流といわれる人ほど、こういったこと
 が徹底されているようにも思えます。

 厳に、自惚れ心を慎まなければなりませんね。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■自分の周囲の人や出来事を肯定的に捉える姿勢は重要。    常に人の欠点だけをフォーカスしてみていると、他者のよい    点を見つけることができなくなる。   ■その姿勢が習慣化すると、その考え方が思考方法の奥底に    定着してしまい、取り除くことが困難になる。   ■進化・成長をより加速させようと思ったら、できるだけ他者    を肯定し、自分以外の全ての人が師匠である、という考え方    を徹底させる必要がある。   ■他者を落とし、取るに足らない自尊心の充足を得ると    いう狭量な考えで、自らの進化の速度を遅らせてはならない。

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